平成27年2月2日 今日はナポリから車で約1時間ヴェスヴィオ火山の先20キロにあるポンペイ遺跡へ。
ここはこのヴェスヴィオ火山が西暦79年に大噴火。その直撃を受け町全体が火山灰に埋もれた。それまでのポンペイはワインやオリーブの輸出で栄え、貴族の別荘としても賑わっており、2万人程の人々が住んでいたと言われている。この噴火で2000人程の人が犠牲になったと言われており、これが16世紀に偶然発見されるまで灰の底に眠っていた。現在もまだ発掘過程にあるが、今では可なりの部分は発掘が終わっている。
日本語が上手な悪親爺タイプのイタリア人のガイドさんの案内で、2時間かけて1平方キロは有ろうかという地域を見学していく。朝まだ早かった為、見学者は我々だけで少し小雨が残る。その後すぐに天候は回復し晴天に。ヴェスヴィオ火山も山頂に雲が残るもよく見えている。時間が経つにつれ見学者も増えだした可なりの混雑に。この時期まだ欧米人が少なくアジア人が多い。中国人は旧正月の為少ないが、日本人と韓国人が多いと。そう言えばよく見かける。
バシリカ、ジュピターの神殿、アポロの神殿のあと庶民の生活の場へ。パン屋だったのか焼窯や粉ひき臼が残る。居酒屋、フォロの浴場、食品市場、洗濯屋など。5000人は収容出来たであろう大劇場を見て見学は終了。その後マテーラの洞窟を経由してアルベロベッロへと進むが、バスにに乗り移動に入ると天候は悪化。南イタリアに珍しい雪となった。観光の間晴れていたから良かった。