中年親父的「奥の細道」

日本大好き!旅行大好き!な中年親父の旅行記。
おすすめグルメや温泉スポットを紹介します。今は週末農業で大忙しです。

南イタリアの旅 2日目 ポンペイ遺跡

2015-02-10 04:48:22 | Weblog

平成27年2月2日 今日はナポリから車で約1時間ヴェスヴィオ火山の先20キロにあるポンペイ遺跡へ。

ここはこのヴェスヴィオ火山が西暦79年に大噴火。その直撃を受け町全体が火山灰に埋もれた。それまでのポンペイはワインやオリーブの輸出で栄え、貴族の別荘としても賑わっており、2万人程の人々が住んでいたと言われている。この噴火で2000人程の人が犠牲になったと言われており、これが16世紀に偶然発見されるまで灰の底に眠っていた。現在もまだ発掘過程にあるが、今では可なりの部分は発掘が終わっている。

日本語が上手な悪親爺タイプのイタリア人のガイドさんの案内で、2時間かけて1平方キロは有ろうかという地域を見学していく。朝まだ早かった為、見学者は我々だけで少し小雨が残る。その後すぐに天候は回復し晴天に。ヴェスヴィオ火山も山頂に雲が残るもよく見えている。時間が経つにつれ見学者も増えだした可なりの混雑に。この時期まだ欧米人が少なくアジア人が多い。中国人は旧正月の為少ないが、日本人と韓国人が多いと。そう言えばよく見かける。

バシリカ、ジュピターの神殿、アポロの神殿のあと庶民の生活の場へ。パン屋だったのか焼窯や粉ひき臼が残る。居酒屋、フォロの浴場、食品市場、洗濯屋など。5000人は収容出来たであろう大劇場を見て見学は終了。その後マテーラの洞窟を経由してアルベロベッロへと進むが、バスにに乗り移動に入ると天候は悪化。南イタリアに珍しい雪となった。観光の間晴れていたから良かった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南イタリアの旅 1日目 アマルフィ

2015-02-09 20:45:07 | Weblog

平成27年2月1日 ポタジーノから更に海岸線を走りアマルフィへ。ポタジーニからアマルフィ周辺のアマルフィ海岸は1997年に世界文化遺産に登録されている。アマルフィ海岸の中心がここアマルフィ。中世には海運共和国としてヴェネツィア、ピサ、ジェノバと競い合っていたとか。急な山の上まで段々畑にレモンやブドウが植えられている。

街を見下ろす高台に9世紀に建てられたというドウオーモがある。この前の道がレモン畑のある山に向かっている。その途中には沢山のカフェや土産物が。レモンのジェラート、キャンディー、オリーブ油などが。夏場は海からもこのアマルフィ海岸の絶景が眺められるそうだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南イタリアの旅 1日目 ソレントからポジターノ

2015-02-08 13:26:06 | Weblog

平成27年2月1日 食事の後バスはナポリ湾を右回りに進み、左手にヴェスヴィオス山を見て、明日見学するポンペイを超えて、ソレント半島の先端へ。目の前には今日行く筈であったカプリ島が。ここから海岸線をアマルフィまで走る。

急峻な崖の下は深い紺碧の海で、その途中の少しなだらかになった場所に町が開けている。それを崖の途中を切り開いた狭い曲がりくねった道で結んでいる。中型バスが行き違うのが精一杯といった所で、海側の眺めはこの高さからは最高だが、同時に命が縮む思いで怖い。ここを走っている間中は余りに美しい景色の連続でカメラが離せない。

ソレントは「帰れソレントへ」というカンツオーネで余りにも有名。昔からの別荘地で名だたる文化人・貴族がやって来たそうだ。有名な割にはおとなしい静かな町だ。アマルフィへの道の途中にあるのがポジターノは「アマルフィ海岸の真珠」とも呼ばれているそうで、海岸線から少しなだらかな傾斜になっており、ここから中腹に広がる町並みは素晴らしい。16-17世紀に世界有数の海運都市だったとのこと。ここで少しバスは休憩。土産物を売っている。赤いのは唐辛子、干しイチジク、香辛料、アマルフィ名産のレモン、そしてそれの5倍程の大きなレモン(実はそれ程酸っぱくはないそうだが)、ミカン(ポンカンに近い)も甘くて美味しいのを売っていた。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南イタリアの旅 1日目 ナポリ

2015-02-07 18:20:21 | Weblog

平成27年1月31日ー2月7日 南イタリアとシチリアの世界遺産を訪ねて

真夏の南イタリアは暑さが辛すぎるので、少し寒いがこの時期に訪問する事にした。上手く行けばアーモンドの開花に巡り合えるという。イタリアは何度か旅行しているが、まだ南イタリアには行っていない。沢山の世界遺産があり、魅力のある所ではあるが、自分だけで見て回るには少し効率が悪く、また危険そうなので、J社のツアーに参加することにした。全員で24名。この辺りは狭い道が多いので大型ではなく中型バスだが24人には十分で一人で2席使えてゆったりした旅となった。

日本を出発する前に現地の天気予報を見ると、毎日が雨と嵐。少しがっかりだが、何とか晴れ男と晴れ女なので、天気予報が良い方向に外れてくれる事を祈る。

旅の初日はカプリ島と青の洞窟が組み込まれていたが、雨は無かったものの風が強く青の洞窟どころか、カプリ島への船さえ欠航となってしまった。急遽予定が変更となり、先ずはカステル・ヌオヴォなどナポリ市内を車窓から見学したあと高台に上がってナポリ湾を俯瞰する。ヴェスビオス火山が湾の向こうに見え、さながら錦江湾の桜島の様子。この先20キロにあるポンペイの街がこの噴火で埋もれた。これは翌日の見学予定に入っている。時間が有るのでサンマルティーノ国立博物館を見学。昼食は最初のイタリアン料理。トマトとモッツェレラチーズのカプレーゼ・サラダとフルット ミスト ディ マーレ(魚介のミックスフライ)

食事の後バスはソレントの先端まで走り、そこからポジターノからアマルフィーへと絶景の海岸線を走っていくことになっている。

(ナポリ歴史地区は世界遺産)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする