平成28年7月16日 成田からワルシャワ経由でリトアニアのヴュルニュスへ。
前日にネットでチェックインを済ませておいた。この時初めて気が付いた事だが、同行者のEチケットの英語名がMとNのタイプ・ミス。チケットは東京のポーランド航空で購入したもので、ここでのタイプミスが原因。それに気が付いたのが前日の17時半で、慌ててポーランド航空の東京に電話するも業務時間外でテープが回っているだけ。ホームページから無料24時間サービスの電話番号(多分ポーランドに直接繋がるのだろうが)に掛けると15人待ち。仕方なくポーランド宛にメールで連絡したが、”3日以内に返答します”という自動メッセージが帰って来ただけ。これ以上何も出来ないので諦める。
仕方なく16日チェックインが開始する7時半より少し前に成田に着くように自宅を出る。チェックインはポーランド航空が業務を委託したスイス航空の子会社が行っていた。Eチケットが既に発行されているので、これをいじるよりは、これにアメンドメントを加えてもらい、正しい名前を入れると共に、もし現地でトラブルになった時の為に、このプリントアウトを貰う。結局幸いな事に、これが原因でトラブルになる事は無かった。実際NとMのプリントミスはよく発生しているとの事。現地のチェックインもセキュリティー・チェックもこの間違いは見過ごされた様だ。
ポーランド航空(LOT)は今年初めからB787の新機材で成田線直行便を開始した。機材が新しくて気持ちが良い。前席とのピッチはアリタリアやBAより少し広い。しかもリクライニングの角度も広く感じる。これなら今後欧州に旅行する時はLOTでワルシャワ経由という選択肢はあり得る。その帰途に1万円払えばワルシャワにストップ・オーバーできる。機内のエンターテインメントも邦画が4作品と外国物の日本語字幕や英語字幕もそこそこ有る。今回私はソニーの機内用のノイズキャンセラー機能のヘッドフォンを持参したが、これがそこそこ使えた。完璧とは言えないがこれならダイナミック・レンジの広いクラシックでも聴けそうだ。邦画3作を見て、ヘッドフォンで音楽を少し聞いている間に11時間でワルシャワに到着。従来のロンドン・パリだと14-15時間掛かり、これからの2-3時間がきついが、これは楽だ。
ワルシャワ空港での待ち時間は2時間。懐かしのワルシャワ空港、15年前はターミナルが10余りしかなかったが、今は60以上ある。ショップも沢山あって西欧並に買い物を楽しめる。ヴィルニュス行きのフライトは30分遅れで出発、ポーランド同様に平らな平原が続く。1時間のフライトで到着。
ヴィルニュスの空港はまだまだ遅れており、私が知っている昔のワルシャワ空港と言った感じ。市内まで5キロなのでタクシーで。運転手は英語を話す。猛スピードで瞬く間に旧市街に入る。石畳をゆっくり進むと両側にはレストランがテーブルを外に出し、多くの人たちが楽しそうにビールを楽しんでいる。街並みも近代化されておらず良い感じ。
我々のホテルは観光の目玉である”夜明け門”の隣にある聖テレサ教会の裏側。ここの修道院を改造してホテルにしたもの。便利に改造してあるが、建物にその名残を感じる。落ち着いた雰囲気のホテル”ドムスマリア”。料金もリーズナブル。ホテルは朝食付きで3名合計で108ユーロ。バスタブは無くシャワーだが。
夜明け門
チェックインした後、ホテルの近くのレストランで夕食。食事の内容はポーランドに似ている。リトアニア料理の特徴はジャガイモ。ビールを3パイント、赤かぶの冷製ボルシチにヨーグルトが入っているのがジャガイモと一緒に供される。ハムのセットに肉料理を加えて37ユーロ。これも安い!美味しい!。