中年親父的「奥の細道」

日本大好き!旅行大好き!な中年親父の旅行記。
おすすめグルメや温泉スポットを紹介します。今は週末農業で大忙しです。

リトアニア・ワルシャワの旅

2016-07-25 16:08:41 | Weblog

 

 平成28年7月16-25日 

ポーランド航空(LOT)が今年初めから、成田とワルシャワの間で週に3便直行便を飛ばし始めた。15年以上も前に私がワルシャワに駐在していた頃は、一旦成田からフランクフルトやパリに行って、そこから乗り継いでワルシャワに行っていた。フランクフルトへの便が丁度ワルシャワ上空を飛んでいる時に、”ここから降ろしてくれ”と思ったものだ。乗り継ぎの時間を入れると18時間掛かっていた。これが直行便だと10-11時間で着いてしまう。欧州の他の都市に行くにせよ14-15時間も我慢しなければならないロンドンなどよりも乗っている時間が短くて楽である。

いずれこの直行便に乗って見たいと思っていたところ、急にスケジュールが上手く空いたので行く事にした。調べてみるとワルシャワ往復だけなら結構割高。でもワルシャワ乗り継ぎで欧州の他の都市に行く場合は、どういう訳かワルシャワ往復より安くなる。どうも他の飛行機会社との競合に依るようだ。

それでもパリやアムスやブダペストなど今まで行った所では面白くない。よく調べたところ、リトアニアのヴィルニスがストップ・オーバー料金の1万円を加えてもワルシャワ往復より安い。今まで行った事がなく面白そうだし、今回の旅はワルシャワ経由でヴィルニスに行き、帰り道にワルシャワにストップ・オーバーする事にした。

リトアニアで思いつくのがカウナスの”日本のシンドラー”と言われる杉原千畝領事代理の話。この現場には行って見たい。それよりも凄いのはシャウレイにある”十字架の丘”。これは1831年のロシアへの蜂起で犠牲になった人々を悼み、民衆が小さな丘の上に十字架を建てたもの。一旦はロシアによって踏みつぶされるも、翌日には民衆が復旧させた。これは世界遺産になっている。これらは首都ヴィルニスからバスか鉄道で3時間程掛かる距離にあるだけに、時間の制約の有る中で現地の交通機関の時間の精度が少し不安。でもこの存在を知った以上は外す事は出来ない。

ポーランドはワルシャワは4年前に行って、昔と比べ驚くほどに近代化されていて驚いた。今回は少しロングステイする場所として検討してみたい。またコペルニクスの産まれたトルンの町に1泊する事にした。

実はこの時期は野菜が大きく成長する。3週間も空けてしまって大丈夫だろうか?(大丈夫ではない)と思うが旅行の気持ちが優先で10日間の旅程を組んだ。

 

 

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