広島ご出身の方から
珍しい鍋料理を教えていただきました。
美酒鍋（びしゅなべ）と言いますが
地元では「びしょなべ」
なんて言われているようです。
「美酒鍋」とは、蔵人が生んだ
広島県東広島市の郷土料理で
塩と胡椒とお酒だけで作り
お酒の旨みと香りを味わう
シンプルなお鍋です。
なにぶんにも初めて聞く料理なので
あちこち検索してみましたが
ダシをとる必要もなく
調理法も簡単なようなので
早速作ってみることに。
そんな日の夕食です。
青野菜の浅漬け
鯨ベーコン
万能葱と混ぜてぽん酢で和え
練り辛子を添えました。
鯨ベーコンは夫のみです。
脂っこくて私は好みませんが
以前ともだちと
築地市場へお買い物に行ったとき
「私は食べないけど夫が好きだから」
と、ともだちも買っていました。
案外、
男性が好む食べ物かもしれません。
美酒鍋用に用意したもの
白菜・玉葱・ピーマン・もやし・長葱
人参・ぶなしめじ・ニンニク
厚揚げ・こんにゃく
鶏むね肉・砂肝・豚バラ肉
少し大きく
↓↓
いろいろ検索して調べた結果、
材料に関しては
かなりまちまちだったので
野菜などは
家にあるものを優先して使いました。
作り方は至って簡単ですが
たぶん、地元では各家庭でそれぞれ
こだわりの作り方があるのかもしれません。
私はまず、
ニンニクや肉類を炒めて塩・胡椒をし
その上に固いものから順々にのせていき
一旦蓋をして
野菜が少ししんなりしてきてから
お酒を加えました。
これは、蓋をする前の状態です。
蓋も出来ないくらい
凄いことになっていましたが
野菜は見る見る間に
へなへなとカサが減って…。
お酒を加えた後は
アルコール分が飛んで煮詰まってきたら
食べ頃。
そんなことで
美酒鍋の完成！！
食べ方は溶き卵を付けても良いし、
ぽん酢で食べても良いです。
なんて言うか…、出来上がりは
くどくないすき焼きのような感じで
溶き卵もよく合いました。
我が家では
お肉に柚子胡椒を付けて食べましたが
それも美味しかったです。
溶き卵につけないで
ぽん酢醤油をかけたのも
もちろん美味しかったです。
少し大きく
↓↓
仕上げに黒胡椒をかけたので
見た目がイマイチですが
いや～、これは美味しいです 
レシピ検索したときに
どこでも共通して使われていたものは
砂肝でした。
砂肝は皮が固いので削り取ったりして
下処理が必要なこともあり
「砂肝ねぇ…」と訝しく
また面倒にも感じましたが
この砂肝がおいしいです。
柚胡椒をつけると尚一層美味です。
広島県の「賀茂鶴酒造」。
そこで働いている蔵人（職人）さんの
賄い料理として考案された料理、
それが「美酒鍋」です。
これは、
蔵人さんが仕事でお酒の味を見るのに
支障が出ないよう、あえて
あっさりした味付けにしてあるんだそうです。
この「美酒鍋」
お酒を嗜まない方にもお勧めしたいです。
鍋に加えるお酒の
種類や量にもよるかもしれませんが
もしかして、知らないで食べたら
お酒で煮ているなんて…
わからないかもしれません。
寒い日には体が温まります。
ポチッとお願い致します。
↓↓
私好きなお鍋のようです
飲兵衛の私には、ピッタリかも
です(๑･̑◡･̑๑)
砂肝が決めて・・なんですね！
砂肝、コリコリしていて私大好きです
また、新しいお鍋をご紹介していただき
嬉しいです(*ﾟ∀ﾟ*)
美酒鍋
珍しいお鍋ですね😵
砂肝も入れるのですね
お野菜も一杯でとても
美味しそうです😃
さっばり頂けそうですね
作ってみたいと思いました🙋
鯨🐳ベーコン
以前は兎に角油濃いものが
好きな私は大好き💕でしたが
今は少ししか頂けません😅
どんどんあっさりした物に
移行しています😃
この鍋料理は私も最近知ったばかりで、ほんとうにこんなことで良いのかどうかわかりかねますが…、
結果としてはとても美味しくて夫も気に入りました。お酒で煮るので体も温まり、晩秋頃、寒くなってきたらまた何度も作りたいと思っています。
かこさんの、「茹で鶏の葱塩ダレかけ」や「ポテトのチーズガレット」おいしそうで朝からでも食べたくなりました。
今日のランちゃんとウンスちゃんの寝姿は可愛くて最高です♪
全国各地には、さぞかしいろいろなお料理が存在していて、私の知らない鍋料理も沢山あるんだろうと改めて思いました。これは豚肉や厚揚げも入りますから、アッサリすぎずかといって重くもならずなかなかオススメです。
味も濃くなくて美味しいです。
マリアさんが書いてくださったことは私にもしっかり当てはまり、油っこいものが大好きなのに、だんだんと量が限られるようになりました。
おっしゃるように、砂肝（地元は砂ずりと言いますね）は必須で、あとはこんにゃくかな。そういえば柚子胡椒は試してないので、シンプルな味付にあいますね。かんずりはよくつけます。
お酒で仕上げる料理は材料を引き立たせて、温まります。
月に数回は常夜鍋を楽しみますが、鍋には100%お酒で、水を加えない派です。料理酒ではなく、ちゃんと味わえる日本酒、特に贅沢でもったいないと言われますが吟醸や大吟醸が私は好きです。
にゃんにゃんさんの故郷や今までにハマった鍋はなんでしょうか。
作りました。美味しかったです♪
まず、夫が気に入り、朝になっても「昨日の鍋は美味しかった」と、言ったくらいでした。
それと、食後は体がポカポカ温まりました。今年はもう桜も咲く季節になって暖かくなる一方ですから、この冬、寒くなってからまた一度や二度と言わず作りたいと思います。それにしても全国には私の知らない郷土料理が沢山あることだろうと改めて思いました。
広島は修学旅行で一度行ったきりです。機会を見つけて今度はゆっくり大人の旅をしてみたいと考えています。
たけさん良い情報をありがとうございました♪
ちなみに、我が家では鍋料理は何でも結構好きですが、特にと言えば、エバラの瓶入り「坦々ごま鍋の素」を使った「坦々ごま鍋」が大好きでした。けれど、去年あたりからネットでは売られているもののスーパーでは見かけなくなったんです。これは、鍋も良いのですが〆のラーメンが美味しくて…。
あ、そうそう、すっかり忘れていてひょんなことから思い出したのですが、例の赤城下町のトラットリア、機会をみて行きたいと思います。
日本全国いろんなお鍋があるんでしょうね！
坦々ごま鍋、ハマってた記事を拝見しました。鍋もですが、たしかに〆が…気になる。素を探してみます！
広島、故郷を離れて客観的に良さを感じることができました。
機会があればぜひとも瀬戸内を味わってくたさい。
広島はやはり尾道がおすすめかな。今年は瀬戸内芸術祭が開催されます。ニューヨークタイムズで行きたい場所で瀬戸内がベスト10に入っていました。尾道でおすすめの（にゃんにゃんさんが好みそうな店は）店は「串かつ一口」、海鮮の揚げがなんとも。8つの蔵元がある西条では、「仏蘭西屋」、洋食と美酒鍋が年中味わえます。広島中心部では、洋食の「肉のますゐ」、すき焼きと、なんともいえないB級的なデミグラスソースがやみつきになります。
西日本豪雨の被害がありましたが、大人の旅の参考？に。
イタリアには行ったことはありませんが、まさにトラットリアなお店で、カウンター越しで店長の技と料理、ワインを嗜むではなく平らげる感じで心地よいです。
美酒鍋！ 私も初めて知りました。
情報化社会で、各地のお鍋も以前よりは目にする機会が増えましたが
それでもまだまだ知らないお鍋があるのでしょうね。
おだしを使わず、日本酒だけで煮込むというのがなんとも贅沢ですね。
量はどれくらい入れるのですか？
煮込む間に、いい香りが漂うでしょうね。
砂肝を入れるというのもめずらしいです。
すき焼き以外で、たまごにつけるというのも。
野菜もたっぷり入ってヘルシーですね。
是非いただいてみたいです☆
広島のこと、丁寧に書いていただきありがとうございます。ちょっと余談になりますが、数年前に映画「三丁目の夕日」を観た際、子供たちが母親を訪ねて古いお店を訪ねていくシーンがありました。その何でもない古くさいお店が妙に記憶に残ったんです。あとでそのお店は尾道にあり、わざわざロケに行ったものと知りました。以来尾道は私にとって行ってみたい町になっています。
すぐには行けないかもしれませんが楽しみにしたいと思います。書きたいことはいろいろありますがキリがありませんので…。
こんな拙いブログを見ていただきご縁をいただいたことに感謝です。
ここ関西では週末再び寒気が戻るということなので
私も始めて知った美酒鍋に興味津々です。
蔵人さんが仕事でお酒の味を見るのに
支障が出ないよう、あえて
あっさりした味付けに・・・ふむむ、なるほどです。
そして砂肝。
場所変われば・・・ですがまさかお鍋に砂肝とはです。
砂肝もコンフィなどでは柔らかくなるので
お鍋でも柔らかくなるのでしょうか。
新しい発見がイッパイのお鍋です。
これだけタップリのお野菜が摂れるのも嬉しいところ。
覚えておきま～す！
昨日は春分の日でしたが、わが社は出勤でした。
今年は天皇陛下の行事関係で祝日が増え、
年間の定められた出勤日数に足りないとのことで
あと数回祝日や日曜日が平日扱いになる１年です。
所変われば、決まり変われば～ですね。