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今日も いただきます!

毎日の食事とあれこれ+ネコ

新宿 『 割烹 中嶋 』

2025年01月11日 | 外食
 割烹 中嶋 
(新宿区新宿3丁目-32)


職場を出た夫と待ち合わせて
久しぶりに
割烹 中嶋 」さんへ。

割烹 中嶋さんは、
イワシ料理が有名で
安価にミシュランの
定食がいただけるからと
ランチは大人気。
私たちもランチでは
何度かお邪魔していますけれど
今回はディナーで。



いつもなら
とりあえずでビールを
お願いしたりしますが
さすがに
冬の懐石コースとなれば

富山「満寿泉」の冷酒で
スタート


  

先付
蓮根と干し柿の
クリームチーズ和え
干し柿が濃厚な味で
我が家で干した物と同じ味。

しからば…何でこんな一品が
思いつけなかったかと
のっけから勉強になりました。

って、蓮根と干し柿を
組み合わせるだなんて
そんな発想、
いくらなんでも私には
無理ですねぇ…。



前菜
数の子
蛸の柔らか煮
サツマイモの栂尾煮

各食材の煮てある加減が
さすがです。



味噌汁のテレビCMなどで
お馴染み
現在の店主 中嶋貞治氏です。

店主の祖父、中島治郎氏は、
北大路魯山人の主宰する
「星岡茶寮」の初代料理長を勤め
昭和6年銀座に割烹「中嶋」を創業。
そのあと、
店主父の長島貞三氏が分家独立され、
新宿に『 割烹 中嶋 』を開店。
現在の店主は三代目です。


  

御椀
鯛の蕪蒸し

※ 黒のお椀が夫、
赤が私に供されたものですが
蓋の絵柄は
中嶋さんのマークです。



聖護院蕪卸しで包まれたのは
むかご、銀杏など
旬の一品ですけれど
なんたって、鯛の出汁が
すこぶる美味。



向付
クエ、聖護院蕪(花穂紫蘇)
イカ、赤貝、金柑、
鯖の炙りきずし、
雲丹軍艦寿司、山葵
※ 鯖きずしは、酢〆にしたあとで
柑橘系の果汁に浸すことが
割烹中嶋の特徴だそうで
金柑と一緒に食べましたが
後味がさわやかで美味でした。

夫が店主・中嶋さんとの
会話の際
「山葵が良いですねぇ」とお話したら
「今日は良い山葵が入りました」
と、仰って
追加で置いてくださいました。
良い山葵は、
ちょっとお醤油をつけるだけで
乙な酒のあてに。



焼物
鰆の西京焼き
椎茸のバター焼き
たたき牛蒡の胡麻和え
百合根の梅肉和え

どれも美味しかったですが
お皿の演出も素晴らしいと
思いました。



揚物
穴子のビール揚げ(山椒塩)
万願寺唐辛子
穴子の揚げ物はパリッパリで
脂っこさを感じさせず。



口替り
おひたし
具材は、ズワイガニ、ほうれん草
柚子、とんぶり、ラディッシュ
などの針野菜。

家庭料理で、茹でたほうれん草に
醤油をかけただけのものも
「おひたし」と言いますけれど…
そりゃねぇ、全くの別物です。

とにかく上品な味付で美味。
私には、この日の中で
このおひたしが一番でした。



からすみ 大根
これは、アップしようか
どうしようか迷いましたが
というのも次の料理が、
些か遅れ気味になったらしく
店主がとっさに
出してくださったものです。

からすみと大根は
当たり前の組み合わせ
とも言えますが
大根が冷たくシャキッとしていて
思いもかけず
良い肴をいただきました。


  

蒸物 (煮物)
小振りなストーブの器で
熱々が供されました。
ちなみに夫は濃いブルー。


少し大きく

牡蠣、ブロッコリー、蓮根、
蕪、小玉葱などの煮物です。
炊き合わせだと
仰った気がしますけれど…
ちょっと不確かです。

なんたって、
スープが美味しい。



食事
焼きおにぎりのお茶漬け
香の物


少し大きく

焼きおにぎりの上には、
茗荷、大葉、海苔などなど。

上品で美味。


私たちの後からいらした
お客様は二組ありましたが
どちらも外国人観光客でした。
お店の方に
どのくらいの割合かとお訊きしたら
1/3は外国のお客様だとか。
続けて、「お料理は日本人客と
同じものですか」と尋ねたら
「少し変えています」とのお答え。
なるほどねぇ



水菓子
黒豆アイスと苺
一月だからと、
丹波の黒豆を使ったアイスが
ねっとりして濃厚。


お料理はどれも素晴らしく
器の演出も最高でした。
おもてなしへのこだわりが感じられ
贅沢な夜になりました。


ちなみに、中嶋さんは
ミシュランの星を
返上されたそうですが、
いつぞやミシュランの星を
返上さた銀座にある料理店の
番組を観ていたせいもあり、
店主のお話を聞きながら
だんだんとそんな傾向になるかも
などと思ったりしました。



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九段で「土佐を喰らう」

2024年12月12日 | 外食
九段下 交差点から
『日本武道館』を見れば

「爆風スランプ」
大きな玉ねぎの下で
~はるかなる想い~
つい、この歌が
思い浮かびます

♪  九段下の駅をおりて
坂道を
 人の流れ追い越して行けば
 黄昏時 雲は赤く焼け落ちて
 屋根の上に光る玉ねぎ 

※ 「屋根の上に光る玉ねぎ」は
『日本武道館』のこと。



わらやき屋
(千代田区九段北1丁目)

九段下交差点のすぐそばにある
かつを・土佐はちきん地鶏など
高知の美味しいものがいただける
わらやき屋」さんで
職場を出た夫と待ち合わせ。







お通しの野菜サラダ

夫は生ビール
私は緑茶ハイで
スタート。



前菜盛り合わせ
・どろめ (イワシの稚魚)
どろめの下は大根おろしで
おろし生姜が天盛りに。
・鴨と柚子マーマレード
・藁焼きうずら卵と明太子

夫が頼んで
夫が一人で食べました。
って、ま、
どうでもいいことですけれど…。



半熟卵とかつを生姜の
ポテトサラダ
柚子香るポテトサラダに
鰹入りの生姜ダレと
藁(わら)で燻した半熟の煮卵。

生姜味のポテサラって
珍しいなぁ…なんて、
いただいている最中に
気が付きました。
あ、そりゃ、
生姜と言えば高知だものねぇ。



ニラだれやっこ
旨辛のニラダレが
豆腐の上に。

これは、見た目と違い
あまり辛くはありませんが
いかにも
韓国料理って感じでした。



ファイヤー !!

私たちの目の前で
カツオやはちきん地鶏が
藁で焼かれています。



名物 鰹のわらやき
塩たたき
これこれ、分厚く切られた鰹、
これが食べたくて。

室戸塩、山葵、大蒜、茗荷
が、添えられていましたが
私たちのことゆえ
大蒜の追加をお願いしました。



はちきん地鶏
もも肉
~にんにく醤油~
脂肪が少なく程よい歯ごたえの
「はちきん地鶏」を
藁で焼き上げたもの



カイく~ん
おみやだよぉー !!

皮を剥いてから
カイ君へ。

藁の匂いも気にならないようで
よほど美味しかったのか
一気に食べました。



地魚のじゃこ天
昭和初期から続く
土佐の名物だとか。

揚げたてのじゃこ天のうえに
おろし生姜と甘い醤油をかけて
いただきます。



特選生姜の
手ごねつくね
粗挽きの鶏挽肉は軟骨入りで
高知特産の生姜が
ピリッときいてジューシー。
タレの入った
卵黄に絡めていただきます。


お腹がいっぱい !!
よく食べました。


お店を出た後は
地元に戻り
いつものバーへ
マスターの顔を見に。



夫はバーボンのロック
私はコアントローとライムを
炭酸で割ったカクテルで
スタート。

「口の中が生姜生姜してる」
と、話したので
「じゃあ、スッキリさせましょう」
と、私のカクテルは
マスターのオリジナル。

飲み終えた後は
口の中に残っていた
生姜の味が消え
たしかに
スッキリしました。






夫の二杯目は
一杯目と違うバーボンのロック
私はファジーネーブル



夫の三杯目は
一杯目とも二杯目とも違う
バーボンのロック。

さすがに
これでオシマイ。


Barを出たらほんとうに寒い。
そんな中、いつものように
「カイが待ってる」
と、言いながら
急ぎ足で帰りました。



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東京ドームシティ『築地 すし好』

2024年12月01日 | 外食
築地 すし好 
( 東京ドームシティ ラクーア )


神楽坂にあった
『築地 すし好』さんが
東京ドームシティ ラクーアに
移転されて
一年以上が過ぎました。

神楽坂にお店があった時には
何度か伺ったものの
移転されてからは
まだ一度も伺わず…。

お買い物で近くに行ったので
寄ってみることに。









夫は生ビール
私は緑茶ハイ
スタート。




白えび唐揚げ
プロの仕事はさすがで
塩気がとても良いです。

惜しむように一本(匹)ずつ
サクッサクッと
いただきました。



煮穴子つまみ
わさび
穴子の下には
細く細く切った胡瓜と
これまた細く切った
薄切り新生姜甘酢漬。

たれのかかった
やわらかい穴子に
山葵と胡瓜と新生姜をのせて
口に入れれば
得も言われぬ美味しさ。

この一品は
胡瓜の切り方や
たれとわさびの組み合わせなど
勉強になりました。



焼たらこ
しょっぱいたらこで
お酒がすすみます。
それにしても…、さすが、
きれいに焼いてありました。



さざえつぼ焼
これは夫の好物なので
ほとんど夫の口へ。



おまかせで握っていただいた
一皿を夫とシェア
大トロ、あわび、蟹など
贅沢なネタが並んでいますが
二人で我先にと
好きなものをつまんでいきます。



夫が追加でお願いした
鯖、小肌、鰯
なんたって光り物が好きなので
あと、鯵も
お願いしていましたが
あいにくの品切れ…。



私が追加でお願いした
ボタン海老、トリ貝、ヅケ
私も北寄貝をお願いしたら
なくて残念…。


新しいお店は
カウンターの板なども
きれい。


女性や高齢男性の一人客も
案外多く、
静かに飲み食いして
いらっしゃいます。

夫の夕食がいらないときには
私も一人でゆっくり
お寿司をつまむのも良いな
なんて思いました。



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江戸前鮨とBar

2024年11月20日 | 外食
お通しは
佐渡のもずく



ご近所さんでもある
お鮨屋さんの大将とは
ゴミ置き場や道で
たまにお目にかかりますが
さすがに顔を会わせても
「店に食べに来てください」
なんてことは
一度も仰いませんけれど…

このたび 家のポストに
「秋の感謝祭」なんて
ご案内をいただいたので
久しぶりに伺ってみました。



鮪の竜田揚げ


  

あさり
帆立



玉子焼き
大将が「そういえば…
熱々の玉子焼きって
食べたことが無かったでしょ」
なんて、出来立てを
切ってくださいました。

お鮨屋さんの玉子焼きは
海老のすり身がたっぷり入って
どっしりしたカステラ風。

冷めた玉子焼きとは違い
甘くて香ばしくて…
「美味しいわねぇ~」
思わず声が出ました。



『感謝祭」なんてことで
飲み放題でもあり
幾つかの銘柄を
飲ませていただきました。



タコ (塩)



お造り
鮪 、平目、 山葵
平目刺しの下には
細い乱切り胡瓜が二切れ
すっぽり隠れています。

この胡瓜がすっきりして
シャキシャキ食感も良く
脂がのったお刺身の合間に
ちょうど良かったです。



カイく~ん
おみやだよぉー !!



かんぱちカマの塩焼き
酢橘
さすがに、本当にさすがに
焼き具合も塩加減も良くて。

食べ終わったあとの骨も
しゃぶっちゃいました…。


ここから
握りに。

  

スミイカ
黒く見える部分は海苔です。
カンパチ


  

ヅケ
小肌 (海老そぼろ入り)


  

中トロ
平目の昆布締め


   

筋子
私はいくらより筋子希望。
冬菇椎茸

コースはまだ続きますが
お腹がいっぱいになり
ここでストップ。


お客様が少なかったので
大将とも
ゆっくりお話が出来、
楽しいひと時になりました。



そのあとはいつものバーで
飲みたかったけれど
満席で入れず
はじめてのお店へ。



中に入ってびっくり!!
外国の方たちが多く
英語での会話ばかりが
聞こえました…。



夫はバーボンのロック
私はキューバリブレ

マスターの感じも
お店の雰囲気も良く
飲み物も美味しかったけれど
スタンディングBarなのが
私たちにはちょっと残念…。


夫は翌日も仕事なので
一杯でオワリに。



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食べたかったもの

2024年11月10日 | 外食
うなぎ 久保田
(千代田区外神田5丁目)


電化製品を買いに
秋葉原の家電量販店へ。

お買い物を終えた後、
ここのところ
仕事も忙しくて
疲れ気味だという夫が

「うなぎ、どう?」
「あー、良いわねぇ」

そんなことで
秋葉原から歩いて
外神田の鰻屋さんまで。



食事部屋は
1階から3階までありますが
案内されたのは
2階の和室。



寒くなってきたけれど…
やっぱり、
ビールでスタート。



骨せんべい
塩加減がもの凄く良くて
サクサクッと噛み応えも軽やか。



うざく
胡瓜と鰻の酢の物ですが
鰻の上にのせられた
細長い数本の針生姜が
見た目にも粋で
いかにも「家庭料理じゃないよ」
と、主張しています。



日本酒は迷って…
三重の而今にしましたが
またも迷って
而今(じこん)
白鶴錦」と「愛山」を一合ずつ。



肝焼き
一串全部が肝じゃなく
「くりから串」の中に
肝が挟まっています。

肝は少し苦く感じて
嫌いな人も多いと思われますが
好きな人には
その苦味こそが旨味ですね。

※ 「くりから串」は、
鰻を捌いた時に出る
端肉やヒレなどを
串に巻き付けたもの。



白焼き二種
(どちらも半身)
今回はコースをお願いしましたが
その中の白焼きは
蒸してから焼く白焼と
蒸さないで焼く関西風白焼きを
選ぶようになっており、
二人で違う白焼きをお願いして
食べ比べてみました。


それぞれを
少し大きく


白焼き
(蒸してから焼いたもの)
ねっとりして濃厚な旨味が
口いっぱいに広がります。



関西風白焼き
(蒸さないで焼いたもの)
口に入れた途端パリッとして
蒸したものより
鰻の味が強い気がしました。

もうもう、
甲乙つけられないけれど
「どっちが好みだった?」
と、訊いたら
「どっちも美味しかったから
難しいなぁ…」
と、言いながらも
夫は蒸した方と答えましたが
私は関西風が良かったです。


主役登場


上うな重
お吸い物、お新香
たれ (追加用)

鰻のたれは
甘過ぎず、くど過ぎず
たれとしては
あっさりだと思います。
その分
(という言い方はおかしいですが…)
お吸い物はやや甘め。

さすが老舗だけあって
考え抜かれた
味のつり合いです。


うな重を
少し大きく

「ご飯は少な目で」と
お願いしたので
蓋を開けてみれば
ご飯と鰻のバランスが
よくありません。

余談ながら、
私はお鮨の握りも
ご飯少なめで
お願いしますけれど…。

鰻屋さんでもお鮨屋さんでも
見た目や味のことなどを考えて
ご飯の量には気を配って
いらっしゃるのに
こちらが勝手に
減らしていただいたりするのは
申し訳ないことですね。



デザート
季節の果物
( 柿、シャインマスカット)


夫だけじゃなく
私もここのところ
鰻が食べたいと思っていたので
心底満足してお店を出ました。



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