夫がお誕生を迎えたので
ちょっと言ってみました。
「一年間お世話になりました。
おかげさまで
無事に誕生日を迎えられました。
ついては、感謝を込めて
お鮨屋さんあたりで
ご馳走させていただきたいのですが
如何でしょうか?
あなたね、
そんな風なこと言えないものかしら?」
てなことで…、
押し切られた夫と
地元のお鮨屋さんに行ってきました。
のっけに出てきたものは…
ガラスのおかま
ちなみに木の蓋は
大将の手造りだとか。
その蓋を取ってみれば…
茶わん蒸しの雲丹のせ
茶わん蒸しは常温ですが
卵が濃厚で
生雲丹との組み合わせは
この上なく美味。
ホタテ貝の小柱
供された時、
「ちょっと、固いかしら…」
と、思いましたが
なんの、なんの、やわらかい。
天然もずく酢
牡蠣の煎り煮
三陸産の牡蠣が濃厚で美味しい。
たった一個だけということもあり、
後を引きました。
白魚と海老の頭の唐揚げ
塩加減がとても良いので
大将にそのことを伝えたら
「そういう褒め方をして貰うのが
一番嬉しい」ってことでした。
シャコ
帆立貝柱の磯辺揚げ
甘辛く味付けた貝柱と
香ばしい海苔の組み合わせは
間違いのない美味しさで
お酒もすすみます。
お刺身盛り合わせ
カンパチ・赤貝・〆鯖
平目のほっぺた・トリ貝
紅タデのスプラウト・山葵
焼き物
カンパチのカマ
やっぱり塩加減がすこぶる良いです。
レモンをジューッと絞って
おいしい。
お皿の上に小さく見えるのは
葉蘭を型抜きした「雪だるま」。
大将も「もう桜でもいい時期に
いくらなんでも…って
お客様に言われてます」。
たしかに…
いささか時期遅れだけど
可愛い。
ここから握りに入りました。
アオリイカ 平目
平目の昆布締め ヅケ
中トロ 車海老
江戸前コハダ 筋子(鱒)
椎茸 細巻き(トロ・かっぱ)
この後は、
小ぶりに切った鮨屋のカステラと
食用のほおずきでオシマイ。
一人でいらしていた
ご近所の方とも話が弾み
楽しいひとときでした。
お鮨屋さんをあとに
喧噪する神楽坂の町を抜け
いつものバーへ
マスターの顔を見に。
少し甘いのが飲みたいという
私の希望で
苺(あまおう)と、
クランベリーを使ったカクテル。
夫はいつものように
バーボンでスタート。
コアントロートニック
ジントニックの
トニックウォーターを
コアントローと炭酸に代えたもの。
チェイサーのグラスですが
美しかったので、
つい、カメラを向けてしまいました。
ウオッカマティーニ
最近、古い「007」の映画を
テレビで観ている夫が
ジェームスボンドが飲む
マティーニに触発されて…。
久しぶりのお鮨屋さんと
これまた久しぶりのバー。
美味しくて楽しい夜でした。