どんな人でも困難に出会わない人はいない。
それは簡単なものなら、生徒の数学の宿題の問題を解くことであったり、また仕事をもっている人なら、自分の携わっている仕事の業績をどうしたら上げられるかであろう。
これはどれもやさしくはない。宿題の問題を解くにはその解き方がわからなければ、テクストをよく読んで、関連した定理の証明のしかたとか例題の解き方からヒントを得るのであろう。もちろん学習参考書に書かれている、いくつかの手法を使ったりする。
比例式がでてきたら、その比をある定数としておき、それを条件として使うなどとは大抵の人が 代数についてどこかで学んで知っている。
しかし、仕事の業績が不振に陥ったときにはどうしたらいいかは誰も教えてくれない。そこで私ならどうするかを考えてみると、まず自分の関わっている仕事がどうして不振に陥っているかの理由を調べてみたり、考えてみる。
なんでもある現象が起きたときにその現象が起こる理由がある。ただ、理由なしに単にある現象が起こるということはない。
その理由がわかれば、つぎにはその理由というか障碍が除去できるものか、除去できないものかの判断がいる。もし除去できるものならば、その除去につとめればよい。
しかし、大体はその障碍を簡単に除去できるものではないであろう。そのときにはその需要があった分野をいままで適用されて利益を上げていた分野から別のまだ需要を感じていない分野に振り向けて新しい需要を掘り起こせないかを考えてみるとよい。
それで一時的にしのぐことができれば、当面の業績の保持をすることができるだろう。
だが、多分に構造不況の場合にはもっと抜本的に考え方を変えねばならない。そのときには前のブログで述べた手法、今までの経験とか技術が部分的に使えるが別の分野に転進できないかと考えることである。その手法が役立つかもしれない。
現在では10年くらいは業績を上げられた業種がそれ以上の年数にわたって業績を上がられるということはほとんど期待できない。会社員には普段の研究というか勉強が必要であり、会社に勤務している人も絶えず自分を向上させていなければ、30年から40年の会社勤務もできない。
技術評論家だった、星野芳郎氏は彼の著書で述べている。小さな改良には原理の変更が必要ではないが、大きな技術の発明には原理の変更が必要であると。
私見では小さな改良を積み重ねることも大切である。そしてそれでも越えられぬ壁があることが判明したときにようやく人は新しい原理を必要とするのである。
新型うつ病という若者の病気があります。会社で上司に叱られたり仕事に興味が持てない人に多いのです。障害を簡単に克服できないと転職したりオタクになります。プライドが高くて強情なためという説もありますが、根本はコミュニケーションが下手なためか、いわゆる自閉症スペクトラムなのか、子育ての失敗か、とにかく今多いのです。
新型うつ病というのがあります。入社して上司に叱られたり仕事が面白くないなどがストレスとなって発病します。プライドが高すぎるのと強情なのが原因だという説がありますが、たいていは転職したりオタクになったりします。社交が不得手なのか、自閉症スペクトラムなのか、子育ての失敗か。近頃の若者に多いのです。
コメント有難うございます。
いやあ、そういう風に病気になったりとか転職したり、オタクになったりとかに関係するとは思っていませんでした。
医学的な観点からのコメントいつも有難うございます。
なんでも大きいか小さいかはともかく困難に出会わない人はいないと思うのです。
私自身は人が困難にぶつかってそれをどうやって解決するのかに強い関心があるのです。
しかし、職場の人間関係とかに関係するときにはなかなか難しいですね。