今朝、妻の知人が美術館に絵を出展しているので、美術館に見に行った。特にその絵が賞をもらったということであった。
そのときに考えたことを下に書いた。
絵を描く人はたくさんいる。これは趣味として描く人がという意味である。
私などは絵を描く人くらいたくさんに、数学や物理をする人がたくさんいたらいいのになあという感じた。これは趣味か職業としてかは別としてという意味である。
もっとも、いつだったかこのブログでも書いたことがあるが、私が図書館で借りようと思った数学の本とか物理の本が先に誰かによって借りられているという経験を何回もしたから、世の中は広いと感じた。
これは借りて読んでみたいと思った、新しいフランス語の文法の書でも同じ経験をしたから、世の中にはそういう学のある人にはこと欠かないのかもしれない(注)。
ドイツ語に関係したことでも、いつかドイツ人の一団が松山を訪問したときには市内の名所を流ちょうなドイツ語で案内した女性がいたから驚いたことであった。
石手寺という88箇所の四国巡りの50何番かの札所の後ろの山にある弘法大師の像が石からできていると思っていたので、その人にaus Stein?と聞いたら、aus Betonと答えられた。Betonはコンクリートのことである。
よく考えたら、石でつくるのは費用がかかることだろう。だからコンクリートでつくられているというのは理にかなっていると思ったことであった。
(注)最近ある人の勧めもあって、ドイツ語の『必携ドイツ語文法総まとめ』(白水社)を購入したが、ドイツ語にかかわらず、外国語の文法の本は無味乾燥で買いたくないし、読みたくない。しかし、一種の辞書代わりの役目は文法書にはあろう。辞書を読んで面白いとはおもわないが、なにかを調べるときには役立つ。
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