ドイツ語のクラスでも最近のNHKのフランス語講座でも同じ言葉のくりかえしは避けられるといつも聞いている。
日本語の文章でもそうであるのかは知らなかったが、今朝の朝日新聞の「ことばの食感」というコラムに中村明さんがやはり日本語でもそうだと書かれている。
彼が引用しているのは夏目漱石の「ロンドン塔」のなかの文章である。また永井龍男の「短篇に同じことばが出てくるのは興ざめだ」という引用もある(注)。
しかし、日本語は代名詞の彼とか彼女とかそれとかあまり使う言語ではないから、しかたがない面もある。
そうはいっても私なども同じ口調が数行の間に2回も3回も出てくるような文章を書くことも経験している。それでそういう同じ文句はやはりダサいということで2回目以降は言い方を変えるように努力している。
とはいうものの文章の見直しを忘れると同じく文句が数行内に何度も出てきたりして恥ずかしい思いになる。そういう文章を書いたことに気づいたら、できるだけ早く修正するようにしてはいるけれけれども。
(注)夏目漱石の「ロンドン塔」はロンドンのところが漢字で書かれているが、この漢字を読める人は少なくなっていると思うので、あえてロンドンとカタカナ表記をした。
そういえば、このテムズ河畔のこのロンドン塔を訪れたのも何十年も昔になってしまった。もう記憶がさだかではないが、バッキンガム宮殿の衛兵と同じ、銃剣をもった赤い軍服の衛兵が二人そこに立っていたと思う。
日本語の文章でもそうであるのかは知らなかったが、今朝の朝日新聞の「ことばの食感」というコラムに中村明さんがやはり日本語でもそうだと書かれている。
彼が引用しているのは夏目漱石の「ロンドン塔」のなかの文章である。また永井龍男の「短篇に同じことばが出てくるのは興ざめだ」という引用もある(注)。
しかし、日本語は代名詞の彼とか彼女とかそれとかあまり使う言語ではないから、しかたがない面もある。
そうはいっても私なども同じ口調が数行の間に2回も3回も出てくるような文章を書くことも経験している。それでそういう同じ文句はやはりダサいということで2回目以降は言い方を変えるように努力している。
とはいうものの文章の見直しを忘れると同じく文句が数行内に何度も出てきたりして恥ずかしい思いになる。そういう文章を書いたことに気づいたら、できるだけ早く修正するようにしてはいるけれけれども。
(注)夏目漱石の「ロンドン塔」はロンドンのところが漢字で書かれているが、この漢字を読める人は少なくなっていると思うので、あえてロンドンとカタカナ表記をした。
そういえば、このテムズ河畔のこのロンドン塔を訪れたのも何十年も昔になってしまった。もう記憶がさだかではないが、バッキンガム宮殿の衛兵と同じ、銃剣をもった赤い軍服の衛兵が二人そこに立っていたと思う。
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