私と同じような性質の人はあまりいないのかと思っていたが、そうではないことを一昨日知った。
「FNの高校物理」という題のサイトを開いているFNさんのことである。彼は何でも徹底して考える人らしくてその徹底ぶりがすごい。
その徹底ぶりは私のようなものの比ではない。そのサイトは「高校物理」と称されているが、それを読んで評価できる人は高校生にはいないだろう。だが、高校生が評価できないからつまらないなどと思ったら大間違いであろう。
このサイトに示された理解は深いもので、実は私などもなかなか理解ができそうにない。だが、きちんと読めば、わかるようにはなっているのだと思う。思うというように推測しか述べられないのはまだきちんと「FNの高校物理」を読んでいないからである。
FNさんがまわりから尊敬を受けているかどうかは知らないが、多分受けているであろう。それくらいすごい人の存在を知っただけで幸せだと感じる。
謙虚な方らしく私の「数学・物理通信」への寄稿をお願いしたのだが、断られた。これは悪いことに「数学・物理通信」の大部分の論文とかエッセイが難しいすぎるとのご判断をされたからである。
多分、論文が難しいという判断はあたっているのであろう。だから、私にはいまのところ、言うべき言葉がない。
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