Progress of Theoretical Physicsという理論物理学の専門雑誌のonline serviceが最近できあがった。
それでさっそく一昨日から武谷三男のProgress掲載論文をプリントしている。かなりたくさんあるので一昨日と昨日の短い時間ではまだ全部はプリントができてはいない。それを調べているうちに自分の作った武谷の論文リストの間違いや不備があることがわかってきた。それも自宅にいながら作業できるのはとても便利である。
武谷の論文リストのチェックは時間がかかるのですぐには完了しないが、でもチェックのチャンスが与えられた訳である。
またこのonline serviceがまだ不備であることもわかってきた。しかし、それは当然かもしれない。というのはこのserviceでは参考文献から論文へとダブルクリックで飛べるようになっていたりするが、これは膨大な労力でミスがあるのは避けられない。現に私の見たところでもいくつかのミスがあるのを見つけた。
入力ミスもあるし、もともとの論文のミスもあったりして参考文献から飛んでみるとそれに当たる文献はないというメーッセジがでたりする。
それで思い出したが、いまの世間の話題は社会保険庁の年金問題だが、この記録の不備もさもありなんと思われた。もちろん、この年金台帳の不備はあってはならないものだが、そういうクロスチェックをする人がいないと記録の不備は簡単に起こってしまいそうである