現在のところ武漢肺炎変異株のパンデミックのため、お出掛けがままならない状況ですが、主に通勤に使っているハスラーは本当に良いクルマです。
当初はスイッチ類の多さに戸惑いましたが、段々操作にも慣れてきました。
そして意外な事に、思いの外小回りが利くので車庫入れもラクです。
そうそう、この前、南岸低気圧というのが日本列島にやってきて、こちらは夜間に雪が降りました。
ハスラーのアイサイト(の、カメラ)は、夜間の向かってくる雪に弱い事が分かりました。
二つのステレオカメラで車線逸脱や車間距離、対向車、歩行者その他を認識しているのですが、雪の中夜勤に行く途中に突然、「あ~、もう何も視えない!!」という感じで思いっきり安全装置関係の警告灯が全て点きました(笑)。
ちょっとビックリしました(笑)。車音痴の人は故障と勘違いするかもしれませんね。
マルチインフォメーションディスプレイに「認識出来ません」みたいな表示が出ていました。
さて、ここまでが前置きです。
今回は、シートカバーの装着を行います。
今までも数々のシートカバーを見てきましたが、ハスラーというキャラが立った車には、ありきたりのシートカバーは似合わない。
私のクルマ生活も、今までのスポーティ路線ではなく「のんびり・ほのぼの・癒し系」へと宗旨替え。
で、「これは」と感じて購入したのがこれ。
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デニムシートカバー - ファブリックシートカバー IXUS(イクサス)
「デニムのシートカバー... 車もデニムブルーだし、なんか良いなぁ」
と思い、納車を待つ間に発注。
シートカバーは特別なものになる程納期も延びるのが普通ですが、これは約5週間前後で届きました。
お値段はそれなりにお高いモノですが、これを見てしまうと他のシートカバーは目に入らず、ハスラーには長く乗るつもりなので奮発しました。
選んだのは、「インディゴブルー×ブラウンレザー」。
何故これを選んだのかには理由があります。
これはよく美術の分野で学ぶ「色相環図」というものですが、ある色の反対側にある色は、「互いの色を引き立たせる」という「補色」という概念があります。
つまり、ブルーと明るい茶色は互いに「補色」の関係にあって、相性が良い組み合わせだという事です。
今回たまたま、そういった組み合わせのシートカバーがあったので「これは良い」と直感した訳です。
で、ブツが届きました。
シートカバーは受注生産なので出来上がりには時間を要します。
まだかな、まだかな、と気を揉んでいる最中に無事配送されてきました。箱にブランド名が印刷されたシンプルなものです。
まずはシートカバー装着前の写真。
青の差し色が入っているあたりや、よく見ると凄い凝った柄を使うなど、このままでもなかなか良いのですが、基調となっている色が黒なので、ちょっと遊び心が足りないかな、といった感じ。
という訳で装着に取り掛かります。
まずは簡単なところから。スズキ車のキラーアイテム、バケツ内蔵の助手席座面から。
助手席の背面には可倒式のテーブルが付いています。
ボルト6本で固定されているので、これを外します。
外しました。
シートカバーにも同じ部位にボルト取付用の穴が開いていますので、それに合わせる様にカバーをフィッティングさせます。
テーブルを元通り取り付けて完了。
今回のシートカバーの鬼門は、カバーに丸く開けられた穴にヘッドレストの基部を通す事でした。
通常のPVCレザーと違ってこの部分は布地となりますので、引っ張っても伸びないんですよ。
そこを、ヘラなどを使い何とか無理やりフィッティングさせた感じです。
全部で座席が4つありますので、この時点で「あ"~」ってなりましたね(笑)
ついでに、運転席のアームレストも外します。
外れました。
またしても鬼門。
通常、こういったアームレストなどは装着の手間を考えてチャックが付いている場合が多いのですが、完全に袋状。
この穴からアームレストを入れるほかなく、まず穴をめくって裏返してからアームレストの先端を挿入し、後はチカラ技で押し込んだら少し穴が裂けました。
ただ、この部分は見えなくなるところなのでオッケーとします。
いきなりですが完成写真です。
車内の雰囲気が変わり、華やかになりました。
木目調のフロアマットとの調和も取れていると思います。
車内で観るDVDや、解氷スプレー、サングラス等が入った籐の手荷物入れを元に戻して完了。
毎度、傘は床に放り投げているのですが、傘立て位用意しようと、安い傘入れを購入しました。
が、プランプランと振り子運動をしてしまうため、先端部はシートカバー背面のマガジンポケットに突っ込んでいます。
カピバラさんはアームレスト替わり。エクシーガからの継承物です。
品質は良いのですが、一部この様な糸のほつれが見られました。
惜しい所ですね。
という事でミッション完了。
夕方からの出勤前に取り付けました。
ありきたりではないシートカバーを付けて、自己満足度はヒジョーに高いです。
ただ、デニム生地が「伸びるジーンズ」みたいな素材だったら、もっと装着はラクだと思います。
この生地自体はゴワゴワしたものではなく割と薄手なので、座り心地も良好。
あとは耐久性がどれだけあるかですね。布地ですから。