久々のワゴンRネタです。
今でこそ軽自動車は、タントやN-BOXの繁栄などに見られるようなハイトールワゴン全盛の時代ですが、一昔前まではワゴンRこそが「日本のワークホース(馬車馬)」として元気に走り回っていました。
新型のワゴンRもありますが、ハイトールやスライドドアなどではない事から、販売は今一つパッとしない印象です。
冒頭の写真は、遠く長野県から陸送されてきた直後の写真です。
型式としては、MH21Sの中期モデルにあたります。グリルも中期型のままです。
年式もそれなりに古く、足回り等くたびれた部分や消耗品の交換など色々ありましたが、ヤフオクでのパーツ購入・交換(マフラー・リビルトタービン・ビスカスカップリング対策品・エアコンプーリー/ベルト等)などを通じて鮮度を保っている状態です。
当時としては高級な部類の軽自動車だった事もあり、内装などは今見てもコストが掛かっており、静粛性などにも不満はありません。
また、街乗りに必要にして充分な「Mターボ」(60馬力)を搭載している事もあり、走りに不満もありません。
が、最近ヘッドライトの黄色いくすみが目立ち始め、磨いたりケミカル剤などを用いてなんとかくすみの解消を図っていたのですが、ヘッドライトの劣化はいかんともしがたく、ここは思い切ってヘッドライトユニットの換装を行うと同時に、イメチェンを図る事にしました。
写真では黄ばんでいるのが分かりずらいと思います。
スティングレイを除くMH系の縦長異形ヘッドランプは5種類くらいあり、今回はヤフオクでたまたま見つけたRR-S用のブルーリフレクターハロゲンヘッドライトユニットを取り付ける事としました。
このユニットはなかなかヤフオクでも美品が出品される事が無く、希少性が高いものです。
今回、磨き加工をしてグラスコーティングを施されたものが12,000円で出品されていたので、思い切って購入しました。
ボディカラーのパールホワイトと比較すると分かると思うのですが、ご覧の通り黄色く変色しています。
磨きを繰り返しても限界の様です。
ヘッドライトとしての機能はまだまだ充分なのですが、黄色くくすんだヘッドライトは年式の古さを感じさせます。
これを一気に打開しようという訳です。
新しいヘッドライトユニットです。
上下二段の凝った造りになっています。
HIDにしなかったのは、冬季のヘッドライトの凍結にハロゲンの熱が有効なため。
ちなみに、ブルーリフレクターではないものもありますが、今回は好みでこれにしました。
この際ですので、3000ケルビン相当の純正バルブを、社外品の5000ケルビンのものに交換すると同時に、スモールランプもブルーのものに交換しました。
ビフォー。
アフター。
目力(めぢから)が段違いに強くなり、とても印象が変わりました。
平凡な雰囲気から、精悍な感じになりました。流石、RR-S用のものです。
目論見通り、カッコよくなって満足です。
嫁も喜んでいます。
バルブも新品に替えた事で、夜も明るいとの事。
4年耐久のコーティングをしてあるそうですが、確かに見た目はピカピカです。
まだまだこいつには頑張ってもらいますよー。