ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

地震後 近況3

2011-05-03 20:26:26 | 東日本大震災・地震関連

震災から50日が過ぎました。

震災時のモノ不足が嘘のように、物流が正常な状態に戻っています。避難所などは救援物資が余っているらしい。

ガソリンスタンドなども、「いったい、あの騒ぎはなんだったんじゃい!」てな位、何事もなかったように営業。

ただ、ガソリン不足については私もホントにトラウマになり、今では少しガソリンが減った程度で補給してしまいます。

親戚が被災、水不足で川へ水汲み・・・今回、燃料が無いせいでクルマでの移動がままならず、出来ない事がたくさんありましたので。

嫁の両親も、やっと雇用促進住宅に住める事が決まり、引っ越しもあらかた済んだというのに!義父が避難所生活の際、夜中トイレに行ったときに段差につまづいて転倒。

大腿骨骨折で救急車→入院です。

好事魔多し、です。

私はと言えば、震災中に痛めた腰が未だ完治せず、痛みと日々戦っているような毎日です(坐骨神経痛)。

これがなかなか治らず、痛みが強い時と弱い時がある、というように波があり、良くなってんだかなんだか判らんような状態。この痛みは辛いですよ~!

私の会社ですが、夏場の電力消費を抑えるためゴールデンウィークを返上して操業しており、この連休のさなか出勤です。

この連休を使って自宅の被害箇所の大掛かりな補修を考えていましたが、仕方ないですね。

今回の地震での被害で速やかに直さねばならないのは屋根瓦です。

3.11の本震には耐えたのですが、その後の4.11、4.12の余震で瓦に被害が出ました。

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色の違うところが落っこちた部分(今は中古の瓦を仮載せしてる状態)。このタイプの「S型スレート瓦」は現在生産しておらず、取り壊しの決まった半壊家屋から頂いたモノ。

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瓦を固定していた粘土?も激震のため剥がれてしまっています。

その後の風雨で更にボロボロになりました。

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雨対策のため、とりあえず応急的に瓦を「載っけている」だけなので、再度大きな余震が来たらヤバいのですが、しっかり固定するための時間的・体力的余裕が今はありません。

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これは、二階の瓦が一階の瓦に落ちたため破損した部分、頂いた瓦で交換した箇所です。

ちょうど一年前のGWに、DIYで屋根瓦を全塗装していたため塗料が接着剤の役割を果たし、この程度の被害で済んだのではないかと感じています。

(瓦用の塗料は粘着力が高い。しかも本塗装(二度塗り)の前に防水用下地剤も塗っていた)

二階の瓦を固定するため「下地粘土パテ」が必要なのですが、同様の被害にあった家がかなり多く、この粘土がどこに行っても品切れ状態。

通販でも買えるので、その内調達しなくては。

また、家自体も軽微ですがあちこち破損箇所が。

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玄関先の土台部分にクラックがあったのでコーキング。

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また、北側の外壁の一部が剥がれたので、落ちた破片を元通りに組み合わせ、「樹脂モルタル」を接着剤替わりに使い補修。

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また、二階にある電話線を引き込むための取り付け基台ですが、本震の際に壁から剥がれたので自分で直してガッチリ取り付けたのですが、その数時間後に余震でまた剥がれました。(4.11です)もう、放っておいてます(笑)

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放射性降下物の影響でずっと洗っていなかったエクシーガですが、久しぶりに綺麗にしました。

震災中は、葬式で7人フル乗車、家財道具・瓦や資材の運搬に、最近は飲み会の送迎にと、大活躍のエクシーガです。

やはり、以前のB4と比べると積載量が段違い。

7人乗れて、荷物も積めて、走りもGood。ガソリン不足も解消しましたから、これからどんどん走るぞ。

マッシブなサイドビューがイイネ!

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また、家族となった被災犬カズも、私の両親に犬舎を買ってもらい、安心した様子で生活しています。

最初うちに来た時は、私の手に本気モードで噛みつくなど、気が立っていたようでしたが、最近はここでの暮らしにも慣れてご覧のとおりです。

毛づくろいをしてやったり、ダニのチェックをしてやったりするのが帰宅後の私の日課になってます。

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かくいう私も震災・余震、モノ不足で結構気が立っていたのでしょう、最近は溜まった疲れが出てきたせいか、夜しっかり眠れています。

まずは腰を直し、身体的に万全の状態になったら、屋根に上がって瓦を修理する事にします。

コメント
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