「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

精神世界への誘い 『精神疾患者の発言とその信憑性~私の経験を振り返って』

2018年01月19日 01時35分31秒 | うつせみの精神世界への誘い

私の症状が最も酷かった頃は、うつ病患者によく見られる「陳腐な正義感」を

振り回し周囲を困らせていたものである。

決して間違ってはいないのであるが、「そんなことを言ってどうなるの?」と

冷静な方からはため息交じりに言われそうな陳腐なものであった、と今私は思う。

しかし、そのさなかにあった私の耳には忠告は入ってこなかった。

今、その頃の私に似たような人を見受けるし、長い間抜けられない人もいる。

私はそのような人に言葉を掛けるならば、「止めなさい」ではなく、

「いろいろ経験して迷惑を掛けて、あとで『迷惑を掛けたな』ときっと振り返ってください」

と言いたい。

心身に傷を与えるような迷惑はいけないが、単なる「手間を掛けさせる」程度ならば

大いにやっていただきたい、ただし条件付きであとから『迷惑掛けたな』と思うこと。

反省なくして前進はない。

過去の失敗を分析なくして、成功はない。

 

 

 

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