二人組の音楽グループの一人が失踪した。
まだ彼らにはツアーが残っていた。
残りのツアーはミュージシャン仲間を日替わりゲストとして迎えやり過ごした。
残された一人は、BLOGでも「何が理由か解らない、早く戻ってきてくれ!」
失踪したメンバーは、音楽活動のみに専念していたようです。
しかし、残されたメンバーはいわゆる「イケメン」で、舞台やTVによく出ていた。
バンドの人気は今ひとつのようで、キャパの小さなの箱でライブをやっていたようです。
当然、ライブの本数も余りないわけです。
曲の創作も作詞・作曲は「イケメン」の方がやっており、
失踪したメンバーとすれば、相方はイケメンで
舞台にTV、作詞・作曲までこなすマルチな奴。
となれば、「自分は・・・」となるのは、心情を汲み取れるはずなのですが、
売れてる「イケメン」の方は、全く気づかず「ナゼ?なぜ?」と、
立ち寄りそうなところを探したりしていて、途中で断念したようです。
う~ん、解らんもんなんでしょうね、売れてる当事者にとっては。
失踪したメンバーは、バンドにおける自分の存在意義や相方への
嫉妬などあったのではないでしょうか?
強者は弱者の心情は解りにくい、金持ちは貧乏人の心は解りにくい、
逆もまた真なり。