この数日雨がよく降り、暑さと日照りでぐったりしていた植物たちもすっかり元気になりました。
雨のせいなのか、気温が下がったせいなのか、そもそも季節のせいなのか、ベランダで栽培しているイチジクの実が一斉に大きく膨らみ、色も赤く熟してきました。
これまでも熟したものがぽつぽつできていましたが、一度にたくさんできたで驚きました。
イチジクの実の味は、熟したものとそうでないものの差は歴然です。
枝で自然に熟したものの美味しさは格別で、あっという間に食べつくしました。
熟したものは柔らかくて、ヘタの方から皮を薄くむくことができます。
今日収穫した後にもまだ大きな実がたくさん残っています。
イチジクの鉢栽培は容易ですが、夏の時期にはすぐ水不足になるので、朝夕の水やりが大切です。
挿し木でも簡単に増やせるので、まず1本苗を買い、そこから挿し木で増やせばすぐに「イチジク果樹園」ができます。
落葉樹なので、夏の間はグリーンカーテンとなりますが、冬の間には太陽光を妨げません。
場所に応じて、剪定により低くも小さくも仕立てられます。イチジクはベランダ果樹の優等生ともいうべき存在ですね。
ベランダ鉢栽培のレモンにも小さな実ができました。
5月に咲いた花からはたったひとつだけ実ができていますが、8月に咲いた花からは5~6個の実ができています。
これらの実は冬までに大きくなって熟すことはないようですが、来年の果樹に期待ができそうです。
他に、ズッキーニにも大きな雌花ができています。
例年なら7月上旬にはウドンコ病が発生し、株をすべて廃棄してしまうのですが、今年は無事に乗り切ってしまいました。
場所をとるので困るのですが、「実験」のつもりで最後まで行く末を見ることにしました。
8月にも雄花と雌花は繰り返しできるのですが、花が開かないのです。多分暑さのせいだと思うのですが・・・。
少し涼しくなった今日久しぶりに観てみると、立派な雌花ができていました。
なんかうまくいきそうな予感をさせてくれます。
10日ぐらい前に刈り取ったバジルも順調に復活しています。
あと1っ週間ぐらいで再びバジルソースができそうです。