Ｊリーグファミリーの資格５５

 　事例紹介コラムです。
　J's GOALを観ていたら、「アントラーズ食育キャラバン事業」という記事が出ていました。正直、鹿島さんではこういう話題は比較的少なく、特に食育というのが札幌さんや愛媛さんの専売特許的なイメージだったので、ちょっと意外でした（ごめんなさい）。以下、抜粋して紹介。
　　　
　※写真は過去の小学校訪問事業の様子

【「アントラーズ食育キャラバン事業」実施概要】
　鹿嶋市教育委員会からの業務委託事業として、７月15日(火)から鹿嶋市内の小学校（全12校）を巡回し、アントラーズ食育キャラバン事業を実施。

・期間:　2014年７月～12月
・対象:　鹿嶋市内の全小学校（12校）
・内容:　「アントラーズ食育キャラバン事業」
　子どもたちの健やかな成長に必要な３つの要素は、「食べること」・「身体を動かすこと」・「寝ること」。Ｊ１鹿島では、プロスポーツクラブとして今まで培ったノウハウを子どもたちに伝えるために、「食べること」と「身体を動かすこと」を学ぶ食育事業を鹿嶋市教育委員会と協働で実施。
・実施スケジュール
　７月15日(火) 鹿嶋市立大同西小学校　／　７月16日(水) 鹿嶋市立鉢形小学校　／　その他の小学校においては、９月以降順次実施。

①食育における「食べること」の講義
　Ｊ１鹿島の育成年代の強化に栄養サポートとして協力を受けている㈱明治の管理栄養士による講義を実施します。パンフレットには、小笠原選手も登場。また、子どもたちと共に給食を食べながら、給食という食育教材を活かして、さらなる理解を目指します。
②食育における「身体を動かすこと」の授業
　Ｊ１鹿島育成部のコーチにより、健康的に身体を動かすだけではなく、スポーツと遊びを取り入れた運動により、身体を動かすことの楽しさ、大切さを学ぶ授業を実施。

　今回のこの事業は選手ではなく、コーチによるものなのかな。それとも一緒に児童と選手が一緒に給食を食べるのかな。鹿島さんは元々選手による学校訪問をずっと実施されています。そのうちに、単なる学校訪問ではなく、こうした食育を含めた愛媛さんの「給食先生」や札幌さんの「食育事業」のような感じに持っていかれるのではないでしょうか。今後の鹿島さんに注目です。
　選手の学校訪問がありますが、教壇に立って夢を語り合うスタイルもありますが、最近は一緒に給食を食べるスタイルも増えてきています。今まで選手をこうした社会貢献活動に後ろ向きだったクラブもあったと思いますが、公共財として当たり前の事です。夢を与えるのはコーチではなく、やはり選手です。選手は夢を語るのもいいですが、児童と一緒に児童の目線で同じ給食を食べるのも、夢を与える活動だと思います。特に「食育」というのは今後出てくるカテゴリだと思います。
Ｊ１鹿島公式ＨＰ該当ページ：http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/hometown/44131
Ｊ１鹿島関連⑨：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140705
　　〃　　　　 ⑧：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140503
　　〃　　　　 ⑦：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140130
　　〃　　　　 ⑥：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130506
　　〃　　　　 ⑤：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111005
　　〃　　　　 ④：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110528
　　〃　　　　 ③：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101128
　　〃　　　　 ②：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100122
　　〃　　　　 ①：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090301

　話は変わり、明日の早朝はＷ杯の決勝戦。早いが寝るとするかなぁと。今朝の試合は何とも言えなかったです。結局ブラジルは主将が出ても完敗でした。たぶんネイマールが出ても、勝てなかったのではないでしょうか。このブラジルの弱体化についても、そのうちに調べて紹介したいと思います。