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海外サッカー事情について27

2018-04-27 00:01:36 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 以前の記事でも紹介しましたが、Jリーグが昔からお手本としているブンデスリーガが商業主義化しているようです。どうやらバイエルンの1強状態が長すぎて、面白くなくなったのが要因とか。
   
【バイエルンの退屈な1強支配にメス!ブンデスの斬新すぎリーグ改革案。】
〔熱狂で包まれていたスタジアムに空席が〕
「昨シーズンよりリーグ全体の平均観客動員数が増えているからと言って、ファンの絶対数が増えているとも限らない。なにしろ今季の昇格クラブはホームスタジアムの規模が大きいシュツットガルトとハノーファーなのだから。むしろ空席が目に付く試合も散見されるし、ファン離れが危惧されている状況だ。」
「リーグ全体の競争力も、一時期の“バブル”がはじけた印象が強い。今季のチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)に参加したドイツの7チームで、グループステージを突破したのはバイエルンのみ。
 ドルトムントとRBライプツィヒがCL敗退後に参戦したELで16強まで勝ち上がっているのがせめてもの救いだが、他の4チームは欧州の舞台から早々と姿を消している。当然、バイエルン以外が不甲斐ないという見方もある。」

〔ノックアウト方式のプレーオフ導入を〕
「バイエルン以外のドイツ勢にハメス・ロドリゲス級のスターを引き付けるブランド力や経済力はなく、外国資本の参入などを阻んでいる50+1ルール(例外を除き、個人や企業が1クラブの株式を49%までしか保有できない規則)が存在するかぎり、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティのようなリッチクラブが突如として出現することも期待できない。」

 リーグ戦をいかに盛り上げていけばいいのか。その解決策として話題になっているのが次の2つの案

〔ヴォルフガンク・ホルツホイザー氏〕
「理想とするのはアメリカのプロスポーツで、NBAやMLB、MLSのようにレギュラーシーズン終了後にノックアウト方式のトーナメントで年間王者を決めようという提案。」
「問題はある。その1つが過密日程だ。欧州カップ戦で最終盤まで勝ち上がっているチームにとって、試合数の増加は諸手を挙げて賛成できないはずだ。心身ともに疲労のピークを迎えているはずの選手たちを無視した、マーケティング優先のイベントと揶揄されても不思議はない。現時点では反対の声が大きく、レバークーゼンのルディ・フェラーSDは「リーグ戦が歪められる」と慎重な姿勢を貫く。」

〔名手エッフェンベルクの大改革案〕
 「リーグの構造自体にメスを入れるというアイデア。 まず開幕前の時点で、トップリーグの18チームをグループA、グループBに9チームずつ分ける。各チームは同じグループの対戦相手とクリスマスまでにホーム&アウェーの計16試合を消化。各グループの上位4チーム+グループAとBの5位で成績の良いチームがグループIに進出し、1月から5月にかけて優勝および欧州カップ戦出場権を争う。そして、残りの9チームはグループIIで残留を懸けたサバイバルに挑むという構図だ。前半戦の成績は反映させず、グループI、IIは勝ち点や得失点がゼロのフラットな状態でスタートする。
 この“エッフェ案”はギリシャやベルギーが導入済みの優勝プレーオフとは異なり、欧州の主要リーグでは類似例のない斬新なアイデアだ。もちろん、グループIへの参加権を逃したチームのモチベーション低下に加え、グループIIへのファンの関心度の低下など気がかりな点は思い浮かぶ。
 他にも50+1ルールの撤廃やテレビ放映権料の分配率の見直し、さらにはドラフトやサラリーキャップ制の導入など、ブンデスリーガを再びエキサイティングにするためのプランはいくつも挙がっている。はたして改革へと舵を切るのか、それとも伝統重視で変革を避けるのか。華々しく映るブンデスリーガが岐路を迎えているのは間違いない。」
引用:Number Web

 という内容でした。2案のどっちにしても、悪夢の2ステージ制、プレーオフ制には変わりありません。結局どこが一番強いのかわからないと、少し前の「2ステージ制騒動」時代に何度も口にしました。それが巡りに巡って、あのブンデスリーガで検討されているなんて、当時一体誰が予想したでしょうか。
 エッフェ案は一瞬、スプリット制に思えましたが、そこから一つ複雑にしています。たぶんファン・サポーターが「わかりにくいから面白くない」と言われる事でしょう。そう考えたら、日本のJリーグは1ステージだろうが2ステージだろうが、1強が生まれず、その年その年で違うチームが優勝して飽きません。1強じゃないからアジアで勝てないんだと言われるかもしれませんが、韓国はよくわかりませんが、中国は1強ではないと思います。
 まぁ、ブンデスリーガは大丈夫でしょう。ファン・サポーターの声で揺り戻しの動きが出て、今までどおりに収まるでしょう。
ブンデスリーガ商業主義化関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180311

コメント
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