J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

Jの使命10 【J特】

2010-11-28 00:00:03 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)
 先日、Jリーグ百年構想関連を調べていた時に、J1鹿島の面白い事例を発見しました。去年夏の事例でしたが、家庭の廃油を集めてバイオ燃料にして、クラブのトラックを走らせようという企画です。いやぁ、面白いですね。環境問題もJリーグ百年構想にあるテーマです。スポーツとエコを結び付けようという試みだったようですが、反響は大きかったようですね。以下、抜粋して紹介。
      

アントラーズエコプログラム「みんなで集めた食用油燃料でチームトラックが動く」
 クラブハウスから県立カシマサッカースタジアムへ、選手のユニフォームや試合時に使う用具を運ぶトラックを、ファン・サポーターの力で動かしました。
このトラックはバイオディーゼル燃料で動き、この時の燃料は試合会場でファン・サポーターに持ち寄ってもらった食用油の廃油を再精製したもの。スポーツとエコをどうすれば結びつけることができるのか。J1鹿島が導き出した答えの一つが今回の取り組み。エコプログラムの一環としてファン・サポーターに呼びかけ、それぞれの家庭で不要となった廃油を持ち寄ってもらったとか。

 実施前はスタッフで心配していたようですが、結果は数多くのファン・サポーターの皆さんが、廃油を持参。その量は336リットル。373世帯が参加
「ほんの少しの量でも持ってきてくれた人がたくさんいました」
「アントラーズへの帰属意識は高く、『鹿島のためなら』という思いを皆さんがもっていることを強く感じました」
と運営スタッフのコメント。

 回収した廃油からぬめりをとるなどの再精製を行い、実際にチームトラックを動かす日には、後藤圭太選手も参加し、「これでいいの?」と戸惑いながら油の移し替え作業を手伝っていたとか。エンジンをかけるとまるでてんぷらを揚げているときのような香ばしい油の匂いがしたが、エンストすることもなく、トラックは無事に動いたとか。しばらくの間、ファン・サポーターが集めたバイオ燃料でトラックは走るそうです。廃油回収の際に出たペットボトルは、セメント資源へのリサイクルに回されているとか。今後も様々な形でエコプログラムに取り組んでいく予定だそうです。Jリーグ百年構想には、環境や社会貢献、福祉などいろいろなテーマがありますが、「環境」も大事な「Jの使命」ですね。

 このエコプログラム「食用油でチームトラックを動かそう!」が、「クールビズ・アース2009」を受賞したそうです。地球温暖化防止のため特徴ある活動を実践した団体に対する表彰でこの時のクラブ社長が、現チェアマンの大東氏です。他の主なアントラーズ・エコプログラムは次の通り。
 ・試合で使用する電力をグリーン電力化(3000kwh分)
 ・飲食売店でのリユース食器の利用
 ・スタジアムでのゴミの分別回収の徹底
 ・ペットボトルのキャップを回収しワクチンにかえる運動
 ・環境教育の実施(エコキッズ、体験コーナーの設置)
 ・環境に優しい自動車(電気自動車・水素燃料自動車)のPR
 ・乗り合い来場の呼びかけ

 ここで注目。記事に出てくるJ1鹿島の選手ですが何と! 現在J2岡山で活躍する後藤選手です。おととしはこういう形で登場していたのですね。今度はJ2岡山でこういう社会貢献で登場して欲しいです。
Jリーグ百年構想HP該当ページ:http://www.j-league.or.jp/100year/report/_/?c=all&n=kashima&code=00000558
J1鹿島公式HP該当ページ:http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/2353

そして、J2岡山社会貢献活動の紹介です。(これからもたくさん続いたらいいな。J's GOALでもアップしたらいいのに)
クラブ公式HP(Sらうち氏)ペットボトルキャップ回収活動:
http://ameblo.jp/fagiano-front/entry-10717858236.html

 今日、アウェー柏戦があったようです。審判は・・・まあ置いておいて、1-1のドローでいい試合だったようですね。その辺はまた。現地へ行かれた方はお疲れでした。
コメント
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