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優勝の味63

2021-11-14 00:21:05 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 遅くなりましたが、川崎さんJ1優勝おめでとうございます。三苫、田中選手が海外移籍した時期に、マリノスさんに追い上げられて、今季はしんどいかなと思った時期もありましたが、やっぱり強かったですね。しばらくは黄金時代が続きそうです。当ブログにとってうれしいのが、勝利を追求するが、変わらずしっかり地域貢献活動しているクラブが一番強い。地域・社会貢献活動を行うからこんなに強い事を証明してくれている事。
 今回、優勝した川崎さんについて、その背景などを分析したコラムを中心に探しましたが、もうずっと優勝しているのでネタ枯れなのか、全然出てこない。その中で何とかリスペクトできました。
    
【川崎F 警告はリーグ最少の18枚、レッドもなし/J1優勝記録アラカルト】
「川崎フロンターレが2年連続4度目のリーグ優勝を決めた。浦和レッズと1-1で引き分けたが、同時刻キックオフで開催された横浜F・マリノス-ガンバ大阪で、2位横浜が0-1で敗れ、残り4試合で勝ち点差が13に広がった。
川崎Fの記録的優勝アラカルト
◆4度目優勝 2年連続4度目のリーグ制覇。4度のJ1優勝は鹿島の8度に次いで、横浜と並ぶ歴代2位タイ。
◆最多優勝監督 鬼木監督は就任5年で最多4度目のJ1制覇。07年から3連覇した鹿島のオリベイラ監督、広島で12、13、15年に3度優勝の現日本代表森保一監督を抜いた。
◆最速優勝 昨季に続いて史上最速4試合を残しての優勝。3試合残しは10年の名古屋が記録。
◆引き分けて優勝決定 1シーズン制では14年のG大阪以来7年ぶり2度目。
◆最少失点 34試合で22失点。1試合平均0・65点は年間優勝チームでは18年川崎Fの0・79点を現時点で下回る。
◆フェアプレー 警告はリーグ最少の18枚、レッドカードもなし。残り4試合も退場者なしなら、年間優勝チームでは16年の鹿島以来5年ぶり5チーム目となる。カードを受けなかった試合は今季リーグ最多21試合で、出場停止もない。」
引用:日刊スポーツ
   
 まさに記録づくめ。鬼木監督が5年で4回優勝というのも素晴らしいと思います。周りに代表監督待望論があるようですが、それは違う。広島さんで3連覇した森保監督、古くは加茂監督ががあのザマですから、いくら国内で強くても世界を知らないので話の次元が違います(長谷川前監督が後任になりませんように)。最速優勝というのも素晴らしい、つい最近まで1敗をキープしていました。地元岡山が何度か無敗数が取り上げられますが、引き分けが多くても優勝はできないので。失点数も少ないし、警告数が少ないのもいい。強いチームはファウルが少ないのも特徴。際どいプレーで守備をしなくても勝てるからでしょうね。
【優勝の最大の要因は圧倒的な得点力。新シ   ステムに命を吹き込んだ指揮官と選手たち】

〔キーワードは「超アグレッシブ」〕
「川崎フロンターレがリーグ制覇を達成した。それも4試合を残す、Jリーグ史上最速で頂点に立った。独走優勝に至った最大の要因を問われれば、その圧倒的な得点力はやはり無視できない。
 シーズン前、鬼木達監督が口にしていたキーワードは『超アグレッシブ』。攻守両面で相手を圧倒していくスタンスを打ち出していたが、中でもこだわったのが“ゴール”だった。これは引き分けが多く、勝ち切れない試合が多かった昨年の反省があってのものだ。ただ、サッカーがスコアを競うスポーツである以上、結局は、そこに尽きるとも言えた。
 優勝を決めた川崎Fは、30試合を終えた時点で『79』という驚異的なゴール数を積み上げている。これは、リーグ歴代最多得点記録である2006年の84に迫る勢いだ。では今季、どうやってゴールまでの攻め筋を増やしていったのか。
 川崎Fと言えば、特に中央からの崩しに自信を持っているチームである。ならば、そこにピッチの幅を意識したサイドアタックを組み込めば、もっと点が取れるはず。ごくシンプルではあるが、そんな算段だったと指揮官は言う。」
「もっとも、幅を使った攻撃を機能させたくても、適した人材がサイドにいなければ、それは絵に描いた餅である。ただ幸いにも、今季のチームにはMF長谷川竜也、MF齋藤学といった優れたウインガーが健在。さらに大卒新人ながら、MF三笘薫とFW旗手怜央もワイドで計算できる即戦力だった。駒がいるのであれば、あとは配置と戦い方をどう落とし込んでいくか、である。
   

〔ヒントは欧州最先端の攻撃的なチームから〕
「そこで導入したのが、新システムの4-3-3だ。ヒントになったのは、マンチェスター・シティやリバプールといった欧州最先端の攻撃的なチームだった。」
「選手を配置する違いで言えば、従来の4-2-3-1と大差はない。ただ前線の両サイドがワイドに張りながら、うまく中盤と連動した局面に持ち込めば、攻守両面で迫力が出せる。プレッシングの強度は上がり、高い位置でボールを狩り取れば、ゴール前にも人数をかけて入っていける。『超アグレッシブ』というキーワードを具現化させるには、試してみる価値のある変化だった。」
「新システムには、新加入選手だけではなく、既存の選手も刺激を受けながら前向きに取り組んでくれた。キャンプでの対外試合では、圧倒的な破壊力を見せて連日の大勝。新型コロナウィルスの影響で予期せぬ中断があったが、シーズンが再開すると、長谷川、三笘といったウィンガーが序盤から躍動し、攻撃陣が面白いようにゴールを量産した。結果、対戦相手に力の差を見せつけ、第4節で早くも首位に躍り出ている。5人交代が可能となったベンチワークも冴え渡り、後半から一気に突き放す大量得点で連勝街道を突き進んだ。
 もちろん、これだけ勝ち続けると相手が研究を入念に準備してくるのは当然のこと。特に2巡目の対戦となると、相手もリベンジを誓って、練りに練った川崎対策を敷いてきた。4-3-3システムの構造的な齟齬(そご)を狙われ、粘る相手に辛勝する試合も少なくなかった。そうした相手の対策に、再度、対策を練ることは『いたちごっこ』になるだけだと指揮官は捉え、ある時期から自分たちのサッカーの質を高める姿勢に重点を置いた。相手うんぬんよりも、強気で相手を上回っていく戦いぶりを貫いた。」
引用:DAZNニュース
 
   

 これは7月のコラムですが、やはり攻撃ですか。確か、1試合3点を狙おうと鬼木監督が選手にハッパをかけていたと聞きました。中央からの崩しが得意とありますが、どこのチームにとってもうらやましい部分ではないでしょうか。つまり、がっちり守備のブロックを形成されてても真ん中から崩せるというサッカーなのです。地元岡山も昔からそうですが、堅守の相手が苦手なチームは多いと思うので。
 そして4-3-3ですか。森保監督がうらやましく思っている部分でしょう。確か4-3-3の習得は時間がかかると聞きましたが、短期間で自分のものにされましたね。相手チームに研究されて、2巡目から弱い部分を付いてきても、それを上回る対応で、首位をキープされたまま、そのまま1敗優勝を成し遂げました。気持ちの部分も強いのでしょうね。鬼木監督の選手からの信頼も厚い事でしょう。
 個人的に思うのは、よく優勝チームはその翌季はACL等でハードスケジュールになり、成績が停滞するというもの。今季の川崎さんはACLも本気で戦われて、リーグ戦でもずっと首位だったので、どうやって戦えたのだろうと思っていました。それはターンオーバーができたという事なのか。後から後から、出て来た若手選手がヒーローになっていくというイメージがあります。育成も上手く進んでいるのでしょう。とにかく優勝おめでとうございます。
J1川崎関連:10810710610510410310210110099989796959493929190898887868584838281807978777675747372717069686766656463626160595857565554535251
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

コメント
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