今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

カメさんのその後

2019-11-08 07:06:17 | 家族

10月19日記述の日記

 

前回の記事の続きです。

カメさんの行き処をどうするか決めかねて、次女のMちゃんに相談を持ち掛けた私です。

Mちゃんも、とても驚いていました。

「どこかのおうちで飼っていたカメが、この度の大雨で水槽が溢れ、逃げ出したのかもしれないわね」と。

警察に届けることや、張り紙を電柱に貼って、心当たりの方に取りに来てもらう。

等々、いろいろと思いを巡らしましたが、張り紙をむやみに張るのは、何だか物騒。

警察に届けると、殺されてしまうこともあるらしいことが分かりました。

 

私はMちゃんにお願いしました。

「一層のこと、あなたの家で飼えば」と。

「庭もあるし、今飼っているメダカさんの隣に、もう一つ水槽があったでしょ」

 

 

「そうね~」とMちゃんは迷った風の返事。

それからしばらく経過し、Mちゃんから電話がかかってきました。

 

「調べて、色々分かったわよ。カメは成長してかなり大きくなるみたいよ。

30年以上生きるんだって。

その頃には、私は死んでるかもしれないでしょ。

どうしよう、困った!

爬虫類専門の動物園があって、警察に渡せば、そこに届けてくれることもあるみたい。

とりあえず、今から、かれんとカメさんを貰いに行くわね。

ペットショップにも行って相談してくるわ。

今日のデパート行きは、中止にしていい?

もうそれどころではなくなってしまったから。

今日一日、亀さんに振り回されそう」

 

コケや水草までMちゃんのこだわりで美しく配置し、メダカを飼っている次女家族。
きっとカメさんもこの家族の一員になれば、幸せになれるでしょう。

 

 

それでなくても多忙な次女に、亀さんを押し付けて、申し訳ない気持ちにもなりましたが・・・。

私は、この出会いが、何だか運命的なことにさえ思えてしまって。

「夫の化身では?」と。

ふとよぎったその気持ちが、心から離れなくなりました。

 

私はバケツから多少広い洗い桶にかめを移しました。水を張り、陸のつもりでタイルも置きました。
バタバタもがいて怯えていたカメさんが、少し落ち着いてくれ、ホッとした私です。

 

まずは、娘宅にカメさんは行くことになり、私は一安心。

かれんちゃんと一緒に我が家に来た次女に、カメさんを渡しました。

 

外の掃除をする前に、お出かけの準備がほぼ完了していた私です。

折角だから、一人でデパートに行くことにしました。

本来の目的は、次女とかれんちゃんと一緒に出掛け、孫娘のお誕生日プレゼントを、買うことだったのですけれどね。

 

私は、外出中も、カメさんの筝が、頭から離れなくなりました。

その後カメさんは、どうなったでしょう。

化粧品だけ数点買い、日が暮れた頃、次女宅へと。

いつも週末は、Mちゃん宅で夕食を共にしている私ですが、その日の一番の関心事は、もちろん亀さん。

ところが、想像もしない展開が待っていました。

続く

 

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ありがとうございました。

 

 

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