先日、高島屋の別館にある都内最大の園芸店「プロトリーフ」のガーデナーさんが、我が家にお見えになりました。
壊れたトレリスの件でです。
今お店は繁忙期で忙しいらしく、お願いして二週間経過しての来訪でした。
強風によるトレリスの破損に気が付き、保険会社に連絡。
申請書の書類が届き、三週間後のことです。
私とさほど変わらない年齢に見えましたが、チーフデザイナーの肩書の名刺をいただきました。
背広姿の紳士。
とても感じの良い方。
この方のお話によると、今お店は大繁盛しているとのこと。
コロナ禍の前より来客がはるかに多いそうです。
暗い社会風潮で、家籠りが必要とされる今の時代。
多くの方が、草花に癒しを求めてお店に見えるようだ、と言われ・・・。
最近報道ではよく伝えられていることが事実であることを、改めて知りました。
これは去年の画像
今年の紫陽花は花姿があまり良くありません。
花が大きくなり過ぎて花数も少ないです。
何故でしょう?
今年の紫陽花
大きな花の重みで下に垂れてしまいます。
十分納得できるお話ですが、私自身はお出かけが怖く、このお店からも足が遠のいています。
ですから草花もネット通販で求めることがほとんど。
そうすると、イメージがなかなか湧かず、庭いじりが今一つ愉しめなかったように思いますが・・・。
コロナ禍に限らず、植物が余生の潤いと癒しになっていることは確かです。
初孫のR君が生まれる前に、かなりの経費をかけて庭のリフォームをした人生の選択は、大正解でした。
工事前に提供された庭の設計図
私が前もって描いていたものをこのように完成してくださいました。
チーフデザイナーさんも素晴しいお庭ですね、と絶賛して下さり、私は一言、
「お店のデザイナーさんのお陰です」
と言いましたが・・・。
実際は、私の夢がどんどん膨らみ、途中で何度も工事が中断。
営業の方が、貴方のイメージが熟するまで一月工事を止めますと言われたものでした。
そんな苦労を重ねて出来上がった我が家の庭です
春の花は終わり、今は緑ばかり。
夏のガーデニングは高齢の身には少々荷が重すぎるので
秋をこのままで待ってもいいかなと思っています。
変化に富んだリーフ物が私の計画通り次第に多くなり、それだけでも十分愉しめる庭に次第になりつつあります。
ですから、チーフデザイナーさんの言葉はとても嬉しかったのですが・・・。
ガーデニングに打ち込んでいるとは、とても言えない今の私です。
体調が思わしくない時は、庭仕事に励む気力がなかなか湧いてきません。
高齢の私とガーデニングの共生を如何に図るか。
今後の大きな課題になりそうです。
昨年の五月の連休の頃に撮影した画像です。
庭のリフォームをするとき夢に描いた理想の光景です。
今のところ、世話を余りかけないでも済むように、常緑の丈夫なリーフ物を多くして、その色や姿の変化を愉しむ。
随分前から、徐々にそのように心がけ、しっとりとした落ち着いた庭になりつつあります。
草花も宿根草だけにしたいのだけれど・・・。
東南向きながら奥行きがない庭のため、花壇は半日蔭となり、草花にとって好ましい環境とはいえません。
庭主もいい加減なので、植物がちょっと可哀そう。
ごめんなさい、と詫びながら細々と、今の私はガーデニングを愉しんでいます。
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