今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

優しさの押し付け

2014-09-03 11:22:34 | 家族

今朝、新しい記事を書こうと思い、自分のブログの記事一欄を開けました。

すると、昨日投稿した記事が下書きになっていて、一瞬ギョ!っとしまった私です。

「また私は迷路をさまようのかしら? 公開で投稿したはずなのに、何故?」と。

まことに情けない混乱状態に、一瞬頭脳が陥りました

でも、すぐ気が付いた私。、

「そうだ、その記事を投稿する前にコピーしたのだったわ」と。

また、記事が消えては、立ち直れないほどのショックを受けると思い、その対策を講じておいたのです。

 

「二度あることは、三度ある」なんて言いますものね~

1度目は、私のうっかりミスで起きた事ですけれど。

いまgooが調査して下さっているところで、大変丁寧に対応して頂いています。

 

 

私は次女婿が、理論物理学者ですから、ふと浮かんだことがありました。

たかが他愛ない自分のブログ記事が突然消えた程度で、こんなに狼狽するなんて、何だか恥ずかしい事ではなかったかしら、と少々反省。

もし、学者さんが記述中の論文が、原因不明でネット上から突然消えてしまったなら、それこそ大変では、と。

婿のPCの価格を聞いて、いつか驚いた事がありましたけれど、性能の非常に優れたパソコンでは、あり得ないことなのでしょうか。

恐らくその防止のために、あらゆる手は打っているのでしょうね~

とは言っても、いつか彼が、

「ネット上では時々理解に苦しむ様な変な事が起きるものですよ」

なんて言っていたような・・・・・・

記憶違いかもしれませんが。

私程度のブログ記事が消えたからといって、何も原因究明のために、他人のお手を煩わす程の事ではなかったかも知れません。

一方では、珍しい現象で、今後の参考にして頂けるのかもしれない、と思ったりもしています。

 

さて今日は、前々日消えた、タイトル「優しさの押し付け」を、書き直そうと思います。

「優しさの押し付け」という意味ありげなタイトルに関心を抱いて、私のブログをお訪ね下さった方々が、いらっしゃるかもしれません。

でも内容は、夫婦の他愛ないエピソードに過ぎません。

 

 

夫が入院した翌々日、私が病院に赴く予定でいた時の事。

旦那さまから電話がありました。

「今日は、病院に来なくていい。短期間の事だし、特別変わったこともないから」と。

それで私は応えました。

「じゃあ、明日行くわね」と。

すると、

「退院の日に迎えに来てくれればいい。それまで来なくて構わない」と。

 

こんなことを旦那さまが言うのは、初めてです。

体調が芳しくない私に気を遣ってくれたのかしら?

いえいえ、そんな気が回る人ではありません。

この程度の入院期間なら、一人でも十分やり過ごせるとの強気発言と思いましょう。

 

以前の私でしたら、このように言われても、旦那さまの事が気になって、出かけたりしたでしょう。

でも或る日の夫の態度で、この人は優しくし過ぎると、かえってそれを押し付けのように感じて、ストレスになる人なのだ、と実感した事がありました。

最近分かったことでもありませんけれどね。

若い頃から気が付いていたことですが。

 

今回と似たような会話のやり取りがあった時のこと.

「明日は病院に来なくていい」と言われたのに、私は気になって翌日また病院に行きました。

すると旦那さまが、なんだかとても不機嫌なんです。

あまりに冷淡な態度に私は傷ついて、思い切って愚痴を吐きました。

「暑い中、せっかく病院にきたのに、あなたのその態度は一体どういうこと?」

すると、Yさんが言い返しました。

「明日は、来なくていいと言ったじゃないか」と。

そう言われ、私は短時間で、さっさと背を向けて病室を去りました。

往復4時間の道程が、虚しい後味の悪い結末に。

 

けれど、精一杯良い方に解釈すると、これが旦那さまの優しさの表現なのかもしれません。

沽券意識が強く、照れ屋の人は、女性に優しい言葉をまともには掛けられないものなのかも

そう思って、私は自分をいつも慰めるようにしています。

私が入院した時も、優しい言葉など一切かけてくれないけれど、毎日病室には来てくれ、一言もしゃべらないで去る人でした。

 

昨夜の我が家の夕食です。

赤身で漬けとろ風ちらし・なす煮・揚げだし豆腐・ほうれん草としめじの煮びたし・イチジクのごまだれ

おすましを付けたいところでしたが夕食時に間に合わず省略です。

 

優しさの押し付けと言えば、我が家にはもう一つ話題がありました。

夕食の時のことです。

旦那さまは、食卓に並んだ料理を見るなり、次のような文句を、時々言います。

「皿数をもっと少なくしてくれ。こんなに皿数が多いと、プレッシャーになる」と。

何がプレッシャーなのでしょうね~

私は残してくれても、一向に構いませんのに。

その気持ちを伝えると、黙って食べ始めてくれますけれど。

 

夫が、そのような文句を言うのは、和食に限りますので、和食について一講釈、夫にしたことがあります

「和食はね、お皿数が多くても、器に盛っている量は一つ一つ僅かなの。

小鉢が多くなるものなのよ。

その点、洋食は、肉料理に付け合わせ、サラダ、スープの三点でも、形が整うから」

と。

 

けれど、余り納得していないらしく、その後も同様の文句を何度か言いました。

それで一時は、懐石弁当用の器を買い求め、それに作った料理を盛ることも考えましたけれど・・・・・・

その心配は、取り越し苦労であることが間もなく分かりました。

そんな文句を言うのは、食欲がない時だけです。

抗がん剤治療中にもかかわらず、食欲旺盛な時の方が多い旦那さまです。

そんな時は、一切、文句は言いません。

 

昨日も、食卓に夫がついた時、私はその言葉が出るかしら、と一瞬緊張して様子を窺いました。

でも文句を言うことなく、七割方、食べてくれました。

良かったぁ~

旦那さまのために食事を頑張ってつくっている様なものですから、

それが優しさの押し付けに少々思えても、喜んで今後も食べてほしいものです。

血液検査の結果は、大変良好とのこと。

治療を続けながら、この調子で、何時までも穏やかな余生を、夫婦で暮らし続けたいと、祈るような気持ちでいます。

 

       

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