我が家の白アリ騒動も、いよいよ一件落着となりそうです。
まだ、ひさしの修復工事は、左官の作業が残っていますが。
皆さまにも、ご心配をかけ、誠に申し訳ありませんでした。
この度のことは、私には大変ショックな出来事でしたが、
消毒をして下さった業者さんのお話しによると、私の住む地域は白アリが大変多いところのようです。
5~6月は、白アリが発生する時期のため、この地域で今は、人手が足りないほど大繁盛とのこと。
白アリは、汚れていない、きれいな土地を好む傾向があり、田園地帯のように泥水が多い場所や工業地帯には、ほとんど棲み付きません。
住宅地として開発された丘陵地帯に建つ我が家のような環境が、とても好きなんだそうです。
この話を伺い、今後も油断大敵と思いました。
同じような土地柄にお住まいの方は、くれぐれもご注意下さいね。
お話しがちょっと横道にそれますが、業者さんとお話しさせて頂き、この方の風貌と人格に私は心打たれました。
白アリ予防の床下作業は、職業としては、大変地味で辛い仕事の部類に属するのではないかと思います。
しかし、作業して下さった方の態度は、実に落ち着いていて、私は好印象をうけました
自分の職業に誇りと自負を持たれたを堂々とた振る舞いは、まるで企業の社長さんのようでした。
お話しが大層面白く、住宅関連の知識も実に豊富で説得力があり、私は、ただただ感心して聞き入るばかりでした。
そして、しみじみ思ったことは、人柄やその人の教養は、職業では決して推し量れないということ。
言うまでもなく、当たり前のことですね~
そして、仕事ぶりも実に熱心で、その熱意にまた感服させられ、心から信頼してお任せできました。
しかしです。
白アリの蟻道を発見するには、とうとう至らず、抱く不安を、完全に払しょくすることは叶いませんでした。
もしかすると、壁の隙間から侵入していることもあり得るようですが、そこまで突きとめるには、壁紙をすべてはがさないといけません。
私の不安は増すばかりでしたが・・・・・・
「注射器のような器具で壁の中にも、薬を注入しましたし、まず乾燥したところに害を与えることはありません。
もし食害されていると、壁紙に染みが現われるものです。
心配しなくても大丈夫ですよ。」
と、落ち着いた声で、丁寧に説明して下さった業者さん。
その方の説得力ある語り口のお陰で、私の不安は、次第に解消していきました。
点検口を二か所作って頂きましたが、通り抜けられないところが未だ一か所あります。
ここの床下です。
もしや、そこに蟻道があったりしないかしら、と一抹の不安を覚えますが。
たとえあったとしても、隣室の換気口から薬を噴射し、くまなく消毒するように心がけて下さったようですから、大丈夫でしょう。
心配し出すときりがありませんものね~
ラテイスの消毒は、きれいな花を枯らすことになるので、取り止めましたとのことでした。
家から、多少離れているので、然程心配しなくてもよいとのこと。
しばらく様子を見て、改めて対処することになりました。
今日撒いた薬が付いた白アリが、土中の巣に戻れば、途中で死なない限り、巣を全滅させてもくれるようです。
ガーデニングがお好きな方は、よくご存じと思いますが、草花の肥料に木酢がありますね。
白アリは、木酢は好まないようです。
私は今まで、使用したことはほとんどありませんが、今後は利用することを検討するつもりでいます。
いろいろ大変でしたが、白アリの被害は、思ったほどひどくなく、無事に修復工事も終わりそうで、心からホッとしています。
引き続きこの際、日頃気になっていたところの補修やリフォームを、いくつかする予定でいます。
体力勝負の感じもしてきましたが、本格的な夏を迎えるまでに何とか終了したいと。
そして、多少きれいになった我が家で、厳しい暑さを、心楽しく元気に乗り切りたいもの、と心から願っています。
今日もご訪問下さいまして有難うございました。
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