今日は、昨日の続編です。
招かれた敬老の日。
次女宅での、夕食の団欒のひと時のお話を致します。
しかし、今回の招かれ方には、記事にするにはちょっと恥ずかしい小話付です。
前日、次女から電話があった時の事、
「ママ、明後日は敬老の日よ」と。
「あらぁ!それじゃ~、またご馳走してくれるの?」と。
母親ともあろうものが、何という、厚かましい台詞。
娘を頼って、親の威厳は次第に薄れつつある私です。(笑)
60代になったばかりの年末に過労で倒れ入院するまでは、もっと逞しくて献身的な母親だったのですけれどね~
孫たちのお誕生日をはじめ、家族のイベントはすべて我が家で私の手料理、と決まっていました。
しかし、この時の病気を契機に、娘たちの態度が急に変わり、私を頼らなくなりました。
さて、先ほどの会話の続きです。
次女のMちゃん曰く。
「そう言われると、困っちゃうわ。
最近は、週末の二日間とも、Kの野球の練習で、ほとんどつぶれてしまって・・・・・・」
「いいの、いいの、今のは冗談よ」
と笑いながら、私は言葉を返しました。
敬老の日のお祝いに、ささやかな贈り物を、送ってくれたとのこと。
前回、その画像をアップしましたが、またここでも、私らしいおっちょこちょいの勘違いを。
見た目で、和菓子の「最中」、と思いこんでしまった私。
お茶の時間にお菓子皿を用意し、封を切ったところ、なんだか様子が違います。
とっさに思ったことが、葛湯かしら?
甘党の私がいかにも考えそうなこと。
恥さらしもいいところですね~
だれの目にもさらされることなく、一人のみの空間の出来事で、本当に良かった!
すぐお礼のメールも打ったのだけれど、
「ママ、間違えないでね!お菓子ではないわよ」
と返事で、念を押されてしまいました。
お湯を注ぐと、お椀が花が咲いたような華やかさとなり、おすましやお味噌汁の出来上がり。
上品な味で、とても美味。
夫婦で、昼食、夕食時に、選んでくれたMちゃんの思いを大切に、感謝しながら頂いています。
そういえば、一昨日、長女からは、ボルビックのミネラルウォーターが届きました。
すでに三回目になります。
浄水器があるにもかかわらず、水道水を嫌がり、ペットボトルのお水を好むようになった夫。
「年金暮らしでは、少々贅沢な話だわ。
Y市の水道水は衛生的で質が良い、と聞いたことがあるのに。浄水器もついているのにね~」
と長女のMちゃんに愚痴って以来のことです。
どうも、定期的に届ける手配をしてくれているような感じ。
その旨、感想を述べて感謝の言葉を留守電に入れたのだけれど、忙しいのかその後、音沙汰なしのMちゃん。
そういえば、頼りなくなった私を証明するような出来事が最近ありました。
長女のMちゃんが、二週間の海外出張に出かけたときの事。
私は、その予定を聞き、
「パパのことがあるから、長い間は、家を空けられないけれど、日帰りか一泊程度ならそちらに滞在して、夕食の準備はしてあげられるわよ」
と言っておきました。
ところが、前回届いたボルビックのお礼を言おうと、電話を掛けたところ、すでに海外滞在中だったMちゃん。
慌てて電話を切ったものでした。
そして、「なぜ一言、連絡してくれないのかしら?」
と、少々複雑な気持ちに。
「これじゃぁ~、孫たちの面倒も見てあげられないじゃないの」と。
その後も、母親の留守宅で過ごすR君とさくらちゃんの事が気にかかり、お婿さんに電話を掛けました。
その返事は、
「母親が一週間ほど泊りがけで手伝いに来てくれるから大丈夫です」
と、なんだか素っ気ない返事。
義父母様は、とても優しいお方で、娘とも、結婚以来理想的な関係を築いていて、私も心から有難く思っています。
ゆえに、今回孫の世話を全面的にお任せしても、私は安心と感謝以外、何もありません。
でも、なんだかちょっと寂しい心境に。
私は帰国後に、その気持ちを素直に長女に語りました。
「手伝いに行って上げると話したのに、なぜ、一言出発前に連絡してくれないの?」
と。
娘は次のような応えました。
「ママは、パパのことで大変でしょう。それでご義母様をお頼りしたのよ」
と。
娘の言うことは、その通りです。
Mちゃんのそんな優しい気遣いを素直に受け、義父母様に心から感謝しないといけないことですのに。
なんだか取り残され、長女家が急に遠くなったような寂しさを味わうことに。
くたびれた寄せ植え 未完成のままで夏から日が経過。
ジニアが枯れてしまいました。
50代の頃は、夫も現役で外食の日も多く、孫が病気と聞けば、長女宅に馳せ参じ、2~3日泊りがけで世話をしたものでした。
そして毎年夏には、初孫のR君を連れて、九州や東北に三泊四日の旅行に出かけるのが恒例でした。
その頃の自分を思い返すと、まぶしいほどで、今の夫婦の変わり様が少々情けないです。
でもでも、まだ気力は充実していますし、お洒落にも人並みの気は遣っていて、外見はおばあさんではありません。
とはいっても、夫の世話もあり、物理的拘束と、体力の衰えは、どうすることもできない私です。
私は、同年齢の時の母を、自宅に呼び寄せ、既に全面的に介護をしていました。
その点、若夫婦の力にはもうほとんどなってやれないものの、面倒をかけるには至っていない今の自分の暮らしに、感謝しましょう。
そして現状維持を細く長く継続できるように頑張ることが、今、一番大切なことなのかもしれません
そう思うことに致します。
次女家に招かれた敬老の日の団欒のお話を綴る予定でしたのに、お話が思いがけないほうに発展してしまいました。
この話題は、次回に回させていただきますね。
今日も爽やかな秋晴れのようです。
お互いに、素敵な1日となるように、一刻一刻を大切に紡いでまいりましょうね。
ご覧下さいまして有難うございました。
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