ある日のこと、二人の親友と、4~50分電話で語り合いました。
こんな暗いご時世ゆえ、友の有難さを一層思いました。
お二方とも、日中はとても忙しくお過ごしです。
それなのに、貴重な時間を私のために割いてお電話をくださったと思うと、それだけで私は感謝一杯。
学生時代、大親友だったやっこちゃん(大学時代からの愛称です)には、最初私から電話を掛けました。
まずこの時の、私らしい、頓馬なドタバタ劇から語らせていただきますね。
彼女のご主人様は名古屋の中心地で活躍される開業医。
友人も、ご主人の片腕となり、医療事務に勤しんでいます。
それが生きがいと言って止まない彼女。
地域の医療のために、誠心誠意心を尽くして働いているのが、私にもよく分かります。
学生時代は似た者同士。
どこか抜けていて、二人で出かけても、お互いに失敗ばかりの珍道中。
その度に顔を見合わせ、笑い転げた二人でしたのに。
今では、開業医のご主人の片腕となって働く職業婦人の彼女。
でも話すと、性格も話し方も学生時代と全く変わらず、お嬢様ぽさの抜けない可愛い人。
それだけに職業柄、コロナ騒動と直接向き合う彼女のことが心配でなりませんでした。
一昨年、久しぶりに再会。ホテルに一泊し過ごした時の写真です。
それで、ある日の週末に、近況が知りたくて電話すると、彼女は留守。
その翌日の日曜日のこと。
いつもはほとんど、徒歩で次女宅に出かける私ですが、その日は珍しくバス停の前にいました。
するとその時、やっこちゃんから電話ありました。
2~3分話すと、すぐバスがやってきて、一旦電話を切ることに。
次女宅に着いたら、電話を掛け直すつもりでした。
ところが、次女宅で電話をかけようとしたところ、いくらバッグを手探りしてもそのガラケイが入ったポーチが見当たりません。
私は大慌て!!!
焦りました。
その時提げていたバッグですが、このバッグにも悲しい想い出あります。
やはり開業医の奥様だった高校時代の親友Iさん。
同窓会の席で、このバッグをとても気に入って下さり、「明日買いにいゆくわ」と。
それから数か月後に突然亡くなられました。
そして落ち着いて思い返し、確信したのです。
恐らくバスのシートに置いたまま、私はバスを降りたに違いない、と。
乗車した時、敬老パスが見当たらず、とても焦ったからです。
それを探すために、手に握ったままだった携帯を手放し、長いシートの上に置いたのでしょう。
敬老パスの入ったポーチは、バッグの中を必至で手探りし見つけました。
運転手さんに見せ、私は余りに安堵。
そのため、気が抜け、携帯を席に置いたのを忘れてしまったのでは。
きっとそうに違いない、と思いました。
バスは、私がパスを見せるまで停まっていましたから、焦り方は尋常ではありませんでしたもの。
外出の時、必ず持ち歩く三点セット
その通りでした。
紛失届を出したバス会社の営業所から、当日の夜遅く連絡があり、無事にガラケーの携帯は戻ってきました。
こんな情けない顛末があり、彼女との電話が次の週末までお預けに。
ウイークデイはとても忙しい人なので、かけるのは遠慮していました。
ところが週末になると彼女から電話が。
未だに私はガラケイですが、これで十分の暮らし。
ネットは見られないように設定しています。
コロナ騒動の現場で働く彼女の心境を色々聞かせてもらいました。
意外に彼女が落ち着いていて、私はとても安心。
心配で、診察を希望する患者さんには、心を尽くして対応しているようでした。
でも検査はできないから、保健所に連絡するのよ、と。
患者さんはいつもより少ないとのこと。
そうでしょうね~
私も余程のことがない限り、クリニックには今は出かけたくありませんもの。
ご主人様は、患者さんの家にお薬を届けたりなさるほど、患者さん思いの理想的なドクター。
色々心労も抱え、頑張っていらっしゃるに違いありません。
毎日、感染力が高いコロナの危険にさらされながら、診察に当たられるやっこちゃんご夫婦。
心配でなりませんでしたが・・・。
ひとまず元気な明るい声を聞き、ホッとした私です。
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