今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

続 次女のセンター試験における大失敗の想い出

2017-01-26 06:51:08 | 日記

今日は、昨日の続編です。

センター試験が終わり帰宅するまでの時間、私は針の筵に座っているような、つらい心境だったと思います。

姉の数倍時間をかけて、ひたすらT大を目指し、頑張ってきたMちゃんでした。

ケアレスミスといった思いがけないハプニングに見舞われてしまって・・・・・・。

それも、小さなミスではありません。

自らの落ち度ゆえ、その惨めさと情けなさは、相当なものだったことでしょう。

 

難問で、解き方がわからなくて、失点するのとはわけが違いますもの。

例えば、後半の問題辺りで、回答枠を間違えたのであれば、その後の問題が、最悪の場合、全滅と言ってもいいような事でした。

悪い想像はいくらでもできましたが、私はできるだけ元気な明るい態度で、Mちゃんを迎えようと思いました。

 

Mちゃんが帰宅後、合否の通知が来るまでの数週間、私はかってない程の優しい母親になり切りました。

その限りない優しさを、私は、無事T大合格後、思い出しては笑い、よく語り草にしたものです。

 

寒い時期でしたから、美味しい豪華な鍋物をご馳走し、励ましたこともあったでしょう。
この画像は、最近の一人ごはんの献立です。

 

帰宅した時のMちゃんの態度は、どうだったでしょう。

戻るなり、自分の部屋に駆け上がり、半狂乱のようになって、慟哭しづづけました。

私は慰める言葉も見つけられず、背中をさすったり、抱きしめたりして、心を少しでも鎮めててもらうと、必死で努力しました。

その後、当分暗かったと思いますが、少しずつ元気を取り戻していったMちゃんです。

 

1教科のテストの問題が半分全滅だったとしても、他の教科の成績がずば抜けて良ければ、目標の大学を受ける資格は取得できるのではないでしょうか。

Mちゃんには、それだけの実力は備わっていました。

けれど、その時は最悪の事態を覚悟するしかなかった私達です。

 

Mちゃん宅の次女かれんちゃんの子供部屋です。

 

そのため、勉強法をガラッと変えました。

当時、T大の受験問題は良問で知られていました。

私は中学受験はかなり協力した覚えはありますが、大学受験は、勉強の内容にはノータッチ。

本人任せであまり関心を示しませんでした。

T大の受験問題が、思考力を問う記述式傾向があるのに対し、受験予定だった私大、K大やW大の試験問題は、重箱の隅をつつくような記憶力を問う問題が多い。

その程度の事は、理解していたと思います。

けれど、センター試験までは、T大向きの勉強しかしていなかったMちゃんです。

そのため、センター試験後は、私大の過去問のみに集中しました。

半ばT大は諦めたような雰囲気でしたから、合否の判定が来るまでの勉強はさぞかし、Mちゃんは辛かったことでしょう。

 

そして数週間後に届いた合否の判定は?

思いがけず、合格!!!

センター試験の合否の基準や、その大学受験との関連性など、その当時も今も全く無知な私です。

知識が乏しすぎて、合格と言う表現が、適切かどうかもわかりません。

とにかく、T大を受験する資格は、無事取得できたMちゃんでした。

どんなに嬉しかったことでしょう。

親子して涙を浮かべ、抱き合って喜んだのかもしれませんが・・・・・・。

センター試験直後のショックな出来事の思い出があまりに鮮烈なため、この時の事は、何も覚えていない私です。

 

丁寧な暮らしのカテゴリーでは、インテリア関連の記事や画像が多いようです。
それで、また次女宅の写真を。
同世代のブロガーさんが多いようですから。

 

我が子たちは、見た目の雰囲気は、とてもよく似ていて、私に通じるところがありますが。

次女の不注意による失敗は、彼女独特の個性、とその頃は言えるほどでした。

いえいえ、私にもよく似たところがあります。(笑)

他にも、そのような失敗がいろいろあり、私は多分に苦労させらたものです。

一方長女には、そのような失敗談は、全くと言っていいほどありません。

 

忘れ物が多くて、登校前、駅まで行き手渡したり・・・・・・。

ある時は、国際空港行きのバスの発着乗り場まで地下鉄を乗り継いで、忘れ物を届けたこともあります。

何と海外出張に出かけるMちゃんを送り出し、しばらく経過後のこと。

化粧ポーチ一式を忘れていることに気が付いた私です。

私はびっくり仰天!

 

引き返してもらうには、時間が足りなかったのでしょう。

慌てて着替えをし、長い時間電車に揺られ、成田空港行きのバスターミナルのある駅まで、地下鉄を乗り継いで届けたものでした。

 

他にもありますよ。

確か世界史の期末テストだったと思います。

時間を間違え、教室に着くと既に終わっていたなんてことも。

 

 

失敗ではありませんが、中学受験当日の朝、39度以上の熱が出たりと・・・・・・。

その日、面接もある日でしたのに、革靴でなく、履き古した運動靴を履いているのに、電車の中で気が付いたり、と。

この時は親子して、思わず笑ってしまい、朝のドタバタの緊張感が解けて、かえって良かったのですが。

センター試験以外でも、いろいろ心配をかけてくれたMちゃんです。

 

けれど、努力家のMちゃんの事。

今では、四か国語が、流暢に喋れるキャリアウーマンとして活躍中。

もうすぐトンボ返りの海外出張も控えています。

幸せな家庭も築いています。

もしかすると、Mちゃんのおっちょこちょいミスは相変わらずで、私に代わって今は、旦那様がフォローしてくれているのかもしれません。(笑)

 


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