今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

9月27日の日記 悩ましい旅行のお土産

2013-10-29 09:29:08 | 病気

暑さも寒さも彼岸までの言葉通り、お彼岸の中日辺りで、一気に涼しくなり、夏の息の根もついに絶えてしまったのでは、との思いに浸る一両日でした。

今後は日毎に秋が深まり、日本独特の美しい紅葉に自然界が彩られていくことでしょう。

哀愁を帯びたこの季節、心なしか思いも深くなりますね~

とりわけ旅行が好きと言うわけでもない私ですけれど、美しい自然の懐に抱かれて、しみじみとした情趣を味わいたいもの、との思いに駆られます。

 

でも今年は、それどころではありません。

旦那さまの放射線の治療が始まって1週間足らず。

二十五日間ですから、まだ当分終わりそうにありません。

その後、手術になる可能性が濃厚です。

ですから、すべてが無事に終了するまでは、私の心の片隅には常に不安が同居した状態ですが・・・・・・

 

不必要な心配をしてくよくよするのは私らしくない、と強がって、毎日元気に暮らすように努めています。

1~2日置きに、二時間足らずの時間をかけて病院に通い、週末は一時帰宅の旦那さまの送り迎え。

出無精の私ですが、いざとなればこんなに行動的になれるものなのだ、と自らの変わりように驚いています。

 

T大病院前の車道  赤レンガの古い建物は何でしょう?

 

こんな訳で旅立ち、美しい日本の秋を満喫することは無理な私ですが、そういえば最近、長女夫婦から素敵な旅行のお土産を貰いました。

ご近所の方からも、しばしばお土産を頂戴します。

その度に、そんなお気遣いはなさらないでね、といって恐縮してしまうのが私の常ですが・・・・・・

でもやっぱり嬉しいものです。

その地の名産を頂く事が多いですし、私もそのようなものを差し上げることがほとんど。

食料品以外のものとなると、嗜好は人さまざまですから、選択が悩ましくなり、なかなか決められなくなってしまいます。

旅行の限られた時間の中で、そんな苦労はあまり味わいたくありませんし。

とは言え、いつも旅行が終わりかける頃になると、お土産が気になり始め、それを買い揃えた時の安堵感は結構大きなものですね~

 

そんな苦労を、私は勝手なお願いをして、長女のMちゃんには、多少嘗めさせてしまったのかもしれません。

夏休みを利用し、長女家族がイタリア旅行に出かけた時のことです

全くの自由旅行。

自分達で一応プランを立て、ホテルと主要な交通のチケットは確保したものの、気ままな行動がとれる行程だったようです。

そんな旅行が出来る若い人たちの行動力と勇気に、私は感心してしまうのですが・・・・・・

旅慣れていない私の思いに過ぎないのかもしれません。

 

さて、その旅行に当たり、私は身内の気安さで、Mちゃんに、厚かましくも次のようなお願いをしてしまいました。

「お土産を貰えるのであれば、チョコレートのような食料品より、何時までも愛用できる小物が嬉しいわ。

それを使用するたびに、貴方達の想い出に多少でも浸ることが出来るから」と。

そして数年前、ハワイに出かけた時のお土産が、その後、とても重宝していること。

愛用するたびに、旅行に出かけたMちゃん家族の様子に、一瞬でも思いを馳せてしまうことを話しました。

その時、貰ったお土産は、下の画像の木製のボールの三セットです。

私の料理ブログにも、よく登場しています。

 

 

こんな厚かましいお願いを聞かされたMちゃんは、旅行中、多少のストレスを抱えることになってしまったのかもしれません。

そういえば、妹と、イギリス旅行に出かけた時、お土産にまつわる微笑ましいエピソードがあります。

確か10日間の旅も帰国の前日となり、自由行動が取れる日のことでした。

オプションツアーで、私は同じ目的地を選んだ十数名の方々と、かの有名な二階バスに乗って、英国博物館の観覧に出かけました。

ナポレオンが発見したロゼッタ石に出合えると思うと、それだけで、心がわくわくしたものです。

妹も、みたいのは山々だったでしょう。

 

しかし、その日は別行動になりました。

長女のKちゃんから依頼を受けたブランドのバッグとお婿さんに頼まれた洋書を買うために、たった一人でロンドンの街中に出かけて行った夢路です。

小心者の私は、異国の地で一人で行動できる妹の勇気に感心したものですが。

とは言え、妹も、このお土産の買い物を果たすまでは、幾分のストレスを抱えていたことでしょう。

目的の商品を無事に購入でき、さぞほっとしたに違いありません。

 

 

私は、Mちゃんに具体的に欲しいものを指定はしませんでしたが、そんな頼み方も良し悪しでしょうね~。

Mちゃんは、私のこだわりをよく知っていますから、選択が難しかったのでは・・・・・・

ところが、頂いたお土産は、思わず私が喜びの声を挙げてしまうほど素敵なものでした。

孫のさっちゃんが、笑顔いっぱい、意気揚々と私に手渡してくれました。

ばぁばは必ず気に入ってくれると得心した表情だったのが、何とも可愛くて・・・・・・

親子で苦労して選び、買い物をする光景までが、まぶたに浮かんでくるようでした。

こんな器が前々から欲しかったの、と言って、私は感謝感激。

 

 

今後は、このお皿を生かせるように、私の苦手なイタリア料理に、もっとチャレンジしなくては。

Mちゃん、本当にありがとう。

大切に使わせてもらいますね。

 

私も旅行に出かけた際は、手渡す方に、ささやかながら幸せを届けられるような素敵なお土産を、と願いますが。

この思いは、旅行中のチョッとしたストレスにもなり、なかなかの難題ですね~

差し上げるのであれば、難しく考え過ぎず、気楽にが一番かしら。(笑)

 

      

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