今日も又、我が家に起きた夢のないお話を。
激烈な価格競争を実感した出来事です。
その前に昨日、頭をが~んと一撃される思いになった、更なる電気機器の故障についてお話しさせて頂きますね。
午後のひと時、和室の前の小庭の草取りを始めた時の事でした。
腰をかがめた作業でしたから、私の視線は、自ずと床下換気扇へと。
するとどうしたことでしょう。
それが作動していないではありませんか。
故障している床下換気扇 通路側にある正常な換気扇
勝手口を出て和室へ向かう通路の手前にある床下換気扇は、日中の10時から4時まで、日々働いてくれています。
一気に不安が募り、我が家の四台の換気扇をすべてチェックしました。
そして何と、二台が故障していることに、初めて気が付きました。
10数年、言え20年近く前になるでしょうか。
ダスキンに取り付けてもらったものです。
もう寿命がきてもおかしくない年数で、それ以上に働いてくれたと、言ってもいいのかもしれませんが。
でも、またまた我が家の補修費がかさむと思うと、私は一気に憂鬱な気分に。
すぐネットで調べたところ、諸経費も入れると、一台6万円は超えそうです。
床下換気扇を取り付けていても、去年、白アリの被害に遭った我が家ですから、再度付け直す意義があるのでしょうか。
しかし、換気口を元に戻すことが可能なのかどうか?
それを尋ねた上で、検討し直さなければいけない、と思っています。
さてこの件は一旦この辺りで終わりとし、価格競争による顧客の取り合いの激しさを、目の当たりにした出来事の話題に戻ります。
一昨日のこと、我が家で1時間程かけて、電話の配線工事と、光回線用の機器の取り替えが行われました。
私が、KDDIからNTTへと、再度乗り換えたからです。
私としては、KDDIをそのまま使用することに何の支障もなかったのですが、1000円程毎月の電話代が安くなるとの甘言に載せられてしまっただけ。
再三の勧誘電話に根負けでした。
工事代金二万数千円、途中解約金九千五百円相当の支払いも、すべて代理店が請け負ってくれるとの事。
自己負担は全くありません。
顧客争奪戦の電話業界の激しさを、まざまざと見せつけられる思いがしましたが。
それにしても、何とも情けない私。
私が、幾年か前、NTTからKDDIへと変更したのも、料金が安くなるとの勧誘電話が度々かかってきたからでしたが。
その時は割とスムーズに移行できました。
何故ならKDDIの親会社、京セラを創設した稲森和夫氏を、深く尊敬して止まなかったからです。
その後、日航の再建でもご活躍されましたね~
経営者として大変なご苦労もされたでしょうに。
テレビの対談を観るたびに、柔和な表情、心打つ言動から、匂い漂う高貴な人格を感じ、尊敬していました。
更に、「生き方」などの著書を読み、ますますその思いを強くしました。
そんな理由もあって変わったはずだったのですが、千円の安さのみで、私の思いが覆されてしまうなんて、少々自己嫌悪。
価格競争を逆手にとって、エアコンを格安で購入できそうな私ではありますが、一方ではその風潮に振り回されている自分の愚かな姿を思わないではいられません。
NTTの代理店からの勧誘の電話の際は、いとも簡単に切り替えが出来るような説明でした。
ところが、実際はとんでもないことに。
パソコンの再接続で、大変な時間を要しました。
私はともかく、夫のパソコンは、電波をなかなか拾えず、その他の手続きもあり、5時間を要する始末。
夫が主に対応していましたが、私も時々交代。
その時感心したのは、旦那さまと遠隔操作で指導下さったリモートセンターの方の辛抱強さ。
お互いにいらいらすることは全くなく、最後まで穏やかな冷静な対応でした。
私は余りに長時間となり、恐縮してしまい、幾度もお詫びと感謝の言葉を述べましたが、かえって逆に謝られます。
夫が遠隔操作の下、KDDIからNTTへの切り替えの作業に取り掛かったのが10時過ぎ。
終了したのが、何と午後の三時を過ぎていました。
KDDIにもその後、申し訳ない気持ちをいっぱい抱いて、契約解消の電話を入れましたが、実に快い応答でまたまた感心。
この全般にわたる日本のサービスの良さは、我が国独特の美しい国民性なのかもしれませんね~
誇らしい美徳だと改めて感じ、私も失いたくない、と思いました。
価格競争にさらされ、悪戦苦闘を続ける我が国ですが、結局最後は、サービスの良さといったソフト面の優秀さが、信頼を勝ち得ると、私は信じて疑いません。
「そんなに現実は甘くないよ」とどこからか声が聞こえてきそうですが。(笑)
昨夜の夕食の献立
鰹のたたき・かぼちゃの含め煮・アスパラガスの焼びたし・揚げだし豆腐・青豆ごはん
鰹のたたきが、一般の盛り付けとは異なりますが、とても美味しい食べ方です。
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