夫が逝ってしまい、私の暮らしのリズムは、すっかり変わってしまうかに思えましたが・・・・・・。
実際は、それほどでもありません。
夫が元気な頃と余り変わりないリズムで、生活を送っているといっていいでしょう。
大きな変化は、食事の回数を二回にしたことでしょうか。
もともと小食でしたから、二回にしても、差し障りは全くありません。
その代り、朝食は、かなりの量にして、お野菜たっぷり、卵料理、肉料理、ヨーグルトなど、バラエティー豊かにしています。
お洒落には程遠い平凡な朝食。
いつも、こんな感じです。
私は大変な早起きのため、起床後すぐ目覚めの効用も期待して、トースト半切れとコーヒーを飲んでいます。
ですから本格的な朝食は9時から10時の間に摂ります。
朝は、1日の活動の始まりゆえ、栄養価高いものを多彩に食するのは、理に適っていると思っています。
けれど、この調子で、昼も夜も同様の量の食事をすると、カロリー過多で太るのは目に見えています。
ですから、お昼は抜いて、夕食は5時前あたりにして、早めに済ませます。
かなり横着をしていますが、1日三十品目以上は食べるように心がけていますよ。
最近の一人ご飯
五目ずし・じゃがいもとちくわの煮物・きんぴらごぼう・冷奴・・ほうれん草のお浸し
夕食を早めに済ませるのも、理に適っていませんか。
夜が更けるにつれて活動は少なくなっていくのが自然な暮らし方です。
食事を早く終えれば、消化器官の休息を助けることになるのではないでしょうか。
夜に多少お腹がすくので、腸に優しいヨーグルトをたっぷり摂るようにしています。
目に良い、シロップ漬けのブルーベリーを沢山のせて。
こちらも、最近の一人ご飯の夕食です。
鮭ずし・なす煮・かぼちゃの含め煮・冷奴
二食生活の私の暮らしになってから、体重の増減はほとんどありません。
夫が亡くなった直後は、二キロ程度やせたでしょうか。
体調は上々と言いたいところですが・・・・・・。
年を重ねるごとに、暑さが応える度合いが大きくなっていくようです。
まだ序の口ですのにね~。
くわばらくわばらといった感じ。
気力で何とか乗り切らなくては。
夫の遺影に向かって、時々、暑気の泣き言を言って、ストレスを発散しています。
多少は力になってほしいものです。
一昨日の朝食
遺族年金になってからも、夫のお蔭で、予算の費目は、前とさほど変わらず、当面は不安は抱かないでいい暮らしです。
食費と光熱費は、随分減額しました。
一人暮らしになると、外食とお弁当の回数が増えると思いましたが、あにはからんや。
お弁当は、京樽のちらしずしの折詰を一回買っただけ。
外食も、デパートの階上での和食定食と中村屋のカレーライスを二度頂いただけです。
京樽のちらしずしの折詰・豚汁・ほうれん草のお浸し
調理は、私の暮らしの生きがいの一つですから。
とは言っても、栄養さえあれば、見映えは悪くても、あまり気にしない日が、最近は多くて。
涙ぐましい倹約の一方で、六月の中頃、鎌倉プリンスホテルに一泊して、アジサイ寺を中心に、いくつかの古刹名刹を訪ねる一人旅を愉しんできました。
また何時か、この思い出話はさせていただきますね
長谷寺の境内より望んだ相模湾
梅雨時ゆえ、小雨模様と曇り空の日が多かったのですが、束の間ながら青空となり、
理想的なお天気に恵まれた旅行でした。
最近また、JTBでお盆の広島行きの新幹線往復切符と、ホテル予約の諸手続きを済ませ、ほっとしています。
広島に行く前に途中下車して、二泊三日の旅行も愉しむ予定です。
昨日、JTBに八万円ほど振り込みました。
前回のお彼岸の墓参は、5万円の支払いで済みましたが、今回は途中下車するので、パック旅行が適用できないうえ、
旅行シーズンのため、割高になるのだそうです。
遠方の墓参は、経費もかかり大変ですが。
旦那さまの喜ぶ顔を思い浮かべると、今から楽しみです。
穏やかな瀬戸内の海の朝焼けの光景です。
広島のホテルより
旅行好きの妹(世界でただ一つの姥花日記)に、
「出不精だと思っていたお姉さまだけれど、結構意欲的にお出かけしているじゃない。
鎌倉観光も、上出来よ」
と言って、感心されました。
確かにそういわれればその通りですが、鎌倉への一人旅の前は、言い知れぬ緊張感で精神的に疲れ、
「私は旅行好きではやはりないのでは」
と心から思ったものです。
ところが帰宅し、振り返ると、良き想い出が輝いていました。
出かけてよかった、と心から思えた私です。
一方体調だけは、悲しい哉、思い通りに行かず、数日間疲れが消えなくて、不良続きでしたけれど。
お料理ばかりの画像も、時には良いかしら。
わが家での、その後の私の暮らし方についても、少しお話させてください。
タイマーを片身離さず、計画的に生活する私の暮らし方のスタンスは、以前と全く変わりありません。
目先に小さな目標を立て、一つ一つそれをこなして達成感を味わいながら時を紡ぐ。
この暮らし方のお蔭で、私は夫を失った寂しさを乗り越えて前向きに生きていくことができています。
夫が存命中の頃以上に、計画が細かくなってしまって。
心に隙間を作ると、悲しみと寂しさのるつぼにはまってしまいそうで怖いから。
小さな目標をできるだけたくさん作って、成し遂げる充実感に浸るように心がけています。
旅行以外にも、わが家でイベント的な出来事がありました。
二階の南側の部屋のレースカーテンの総入れ替え。
システムキッチンのキャビネット、換気扇のの一部補修などです。
次女宅に週三回通い、下校したK君を迎え塾に送り出す、代理ママのお役目も、せっせとこなしています。
土曜日は、ほとんど次女宅で夕食を共に。
私も孫たちの口に合いそうなものをこしらえた時には、そのお料理を運んだり、と。
次女宅の或る日の夕食
業者さんの出入りが幾度もあり、その合間を縫っての娘宅通いでした。
のんびりマイペースが、本来ならば一番好きな私ですが・・・・・。
孫に喜んでもらえる事に励むのは、多少の犠牲を払っても、心の張りとなり、私を元気づけてくれます。
50代のころの自分を思い出し、若返った気分になって、今後も、当分頑張り続けましょう。
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花のように泉のように