3月10日が最終的な記述の記事です。
今年の冬は、まれな厳しい寒さで、そのストレスは、相当なものでした。
一人暮らしゆえ、マックス状態だったでしょうか。
そのため、一層引きこもりがちに。
でも、おうち大好きな私のこと。
亡き夫に感謝しながら、マイペースで日々を送るささやかな幸せをかみしめもしました。
引きこもりがちとは言っても、この二年間は、特別な期間。
厳しい寒さの時も、次女宅には、せっせと通い詰めましたけれどね。
次女家の孫息子、K君が塾に出かけるまでのひと時、一緒に過ごし、おやつの用意をするためです。
それ以外に、お洗濯ものをたたみ、お部屋の整理整頓もしてから、帰宅しました。
K君が五年生の時は、週に三回、六年生の時は、週に二回。
そして、週末は、夕食を、次女宅でほとんど共にしています。
お出かけ嫌いの私でも、可愛い孫のためとなると、頑張りが効くのですよね~。
いつも、私が作った料理を数品、タッパーに詰め持っていくのも、楽しみの一つになりました。
料理は、その都度、私の夕食分の一部を、適当に詰めて行けばよいだけのことですが、通い始めの頃、悩んだのはおやつ。
お菓子作りは苦手な私です。
最初の頃は、おやつを選ぶのに店内をウロウロ。
悩ましい動作を繰り返し、なかなか決められませんでしたが。
そのうちに、K君が好むものが、次第に分かってきました。
甘いものは苦手。
おむすびと菓子パン、寒い時はカップラーメンがお気に入り。
さすがに育ち盛りのKくんです。
炭水化物系のボリュームある食べ物が好みのようでした。
それなら、ばあばも選ぶのは簡単で大助かり。
時には、ミニカップラーメンにおむすび、と量がたっぷりのおやつも用意しました。
4時10分頃家を出て、一駅先の塾に向かい、戻ってくるのは9時半過ぎ。
それから夕食のK君でしたから、おやつをたくさん食べても、全く食事に影響することはなかったようです。
受験生ながら、いつも明るくてニコニコ。
まったくそのプレッシャーも感じていない様子でした。
六年生の時は、学校の行事の実行委員長として一年間、大活躍。
まだお友達と遊びたくて仕方がない年頃。
家での学習には、もう一つ身が入っていないように、私にも見えましたけれど。
恐らく、塾では集中して授業に臨んでいたのでしょう。
ママは自分が中学受験した頃の熱心さと比較して、Kの自覚の足りなさに気をもんだりもしていましたが。
男の子は女の子より臆手だから、と諦め顔。
受験の一週間前も。
K君が図書館から漫画本を借りてきて塾に行く前、熱心に読んでいる姿を目にした時は、さすがに私も少々心配になりました。
でも私は、一切注意はせず、その時間は優しいバアバに徹しました。
塾に行けば、4時半から9時までぶっ続けで特訓の授業があるようでしたから、その前の息抜きも必要ですものね。
K君が五年生の夏頃から通い始めた塾、Sapixの膨大な練習帳。すべて受験後、処分したそうです。
ところが、見事に第一志望校に入学できたK君。
親子でお礼のご挨拶に行ったとき、塾の先生がおっしゃるには、年が明けてからの成績の伸び方が凄かった。
僕たち教師の間では、Kは合格するよ、と言っていたのですよ、と言われたそうです。
受験は水物のところがありますものね。
K君が得意とする問題が多い、と言った幸運にも恵まれたのかもしれません。
年が明けてからの、バアバの励まし言葉も、多少はプラスになったでしょうか。
「K君は今、成績がぐんぐん伸びているようだから、今の勢いで、志望校の入試もきっと突破できるわよ。
自信をもって、最後の追い込みの学習、ベストを尽くして、頑張ってね」
と、心を思い切り込めて言いました。
バアバの立場ですから、余分なことは言わないで、ニコニコして、優しく見守る。
この姿勢を一番大切にしていましたけれど。
いよいよ直前ともなると、自信を付けてあげたくて、つい励ましの言葉をかけ、塾に送り出したものです。
塾で仲の良かった友達も、同じ学校に合格したとか。
その友達のおばあちゃまは私の家の近くにお住まいで、私の事をご存知なようですが、私はどなたかわかりません。
そのお孫さんは、なんと開成にも合格。
ですが開成は棒に振ってのことのようで、私は少々びっくりしてしまいました。
まだ小学生のお子さんの気持ちではないでしょう。
親御さんが、Kの通う中学校の校風によほど惹かれておいでなのかもしれません。。
そういえば、私の娘、長女のMちゃんにも、似たようなエピソードがあります。
国立のT大に合格したのに、「私が通いたいのはK大だ」と言い出し、しばらく親子で大揉めしました。
Mちゃんの友達のK大に通うお姉さんから、私を説得するための電話までかかってきたのですよ。
でもT大を振るなんて、前代未聞のことのように思え、私には許せない事でした。
経済的にも、授業料が安くて助かりますから。
恐らく今は、反対した私の当時の気持ちはよくわかり、感謝してくれていると思いますけれどね。
K大と言えば、一昨夜(3月28日)その大学の工学部の教授だった同窓生から電話があり、就寝前に一時間近く世間話をしました。
男性の視点は、女性とは多少違うので、お話が新鮮で、楽しかったです。
R君やK君がもっと成長して、大学を卒業するころになると、世間話が共に楽しくできるようになるでしょう。
逞しく成長した若い青年の話を聞ける日まで、私は元気でいられるでしょうか。
その日を楽しみにして、私も自己研磨(もう無理かな)に努めたいものです。
今日は(3月30日)はご近所の親しい友人二人とご一緒にお花見に出かけます。
今から、心を弾ませています。
皆さまも、良き日をお過ごしくださいませ。
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