週明けの月曜日、お友達4人で、愛宕山の高層ビルの最上階にあるイタリアンレストランで、お食事会がありました。
お天気は五月晴れとはいかず、薄曇りの肌寒い日でした・。
恐らく愛宕山周辺のこの街に降り立ったのは、初めての私です。
今は渋谷に移転したNHKの元放送センターが所在していた所。
青葉滴る並木道が美しく、その木陰をビジネスマンが闊歩する、、生き生きとした街並みとの印象を受けました。
何よりも印象的だったのは、さほど遠くないところで、東京タワーの全貌が望めること。
更に遠くには、スカイツリーの姿も見ることができました。
東京を象徴する二つのタワーを同時に見られる好適地に自分がいる幸せを、思わないではいられませんでした。、
案内して下さった友人に、心からの感謝です。
友人のIさんに導かれ辿り着いたレストランは、ATAGO GREEN、HILLSという名称の超高層ビルの最上階。
まるでホテルの様な格調高い素敵なイタリアンレストランでした。
和食レストランも併設されています。
案内して下さった友人の息子さんが、下の階のフロアの一室をテナントし、コンサルト業務のお仕事をされています。
中国を中心に、世界を駆けまわるご活躍振り。
確かリーマンショックの頃ではなかったかしら?
世界的に名の知れた外資系アンダーセン・コンサルティングが倒産したのは。
そこにお勤めでいらしたので、その頃のIさんは、母親としてご心配が尽きない様子でしたが。
その後まもなく独立事務所を構え、今はすっかり軌道に乗り、幅広くお仕事をなさっているようです。
年間だったか、ひと月だったか忘れてしまいましたが、このレストランに支払う金額が、云百万。
その金額を聞き、友人達は全員目を丸くしてしまいました。
お母様は、ときどき息子さん共にこのレストランでお食事をされるとのこと。
ウェイターさんとも顔なじみでいらっしゃるようでした。
お噂をよく耳にしてきた息子さんにも、一目お会いしたかったな~
携帯で呼び出そうとなさったのですが、お留守のようでした。、残念!
私達の席は窓越しではありませんでしたが、真正面に東京タワーが望め、文句なしの素晴らしい眺望です。
夜景は、さぞや素敵な事でしょう。
話題は、年配主婦にとっては欠かせない、老後の暮らし方。
アベノミクスへの懸念など。
一番盛り上がったのは、海外旅行の話題でした。
このレストランをご案内下さったIさんは、某大手商事会社にお勤めだったご主人を十数年前に亡くされ、お一人身のお暮らしですが。
既に、海外旅行を三十数回経験しておられます。
もう一人の友人は、つい最近、ご主人と東欧の旅を終えられ、帰国されたばかり。
その時のお土産話と苦労話も色々聞かせて頂きました。
海外旅行ベテランのIさんがおっしゃるには、何と言っても一番お薦めの旅行先は北欧との事でした。
ノルウェー、スウェーデン、、オランダなど。
景色が美しいのはむろんのこと、人間がとても優しくて、居心地の良い国だそうです。
若い人たちは重税で大変だけれど、老後への不安は全くない国。
そのため、心穏やかに日々が暮らせ、気持ちもあんなに優しくなれるのでしょう、とのお話しでした。
年寄りは肩身が狭くなりつつある日本ですが、北欧の暮らしを聞くと、何だか希望が湧いてきます。
我が国も、年寄りを大切にする福祉国家を目指し、目先の経済効果のみならず、もっと本当の豊かさで潤う心優しい国になってほしいもの、と。
友人のお話しを聞き、しみじみ思いましたが、年寄りの勝手な言い分でしょうか?(笑)
友人達のお話しは羨ましくもありましたが、私は今後、海外に出かけることは、まずあり得ないでしょう。
夫はC型肝炎治療中の身ですし、目も難病を患い、見えにくくなって来ています。
ヨーロッパ方面に後数回は出かけたかったな~、との思いはありますが、夫のみならず、私の今の体力では、もう無理そう。
でも友人のお土産話を聞かせてもらうだけで、何だかお出かけした気分にもチョッピリなれて・・・・・・
私の世界も視野も広がり、大変嬉しいものです。
ブログの世界でも、同じ気分によく浸らせてもらっています。
色々おしゃべりをし、三時過ぎに支払いを済ませ、レストラン内の窓越しのロビーに腰掛け、その後も一時間程おしゃべりが続きました。
その窓からの眺望が素晴らしく、東京タワー、スカイツリー、浜離宮、お台場方面がすべて眼下に見下ろせました。
ロビーの片隅には、ワインセラーがあり、おびただしい数の見事なワインの陳列。
片隅にはグランドピアノもありました。
素晴らしい夜景に囲まれ、グランドピアノの音色が奏でられる中、ワイングラス片手に開かれる社交パーティ―を、つい夢見てしまった私。
友人のお陰で、優雅なひと時を楽しませて頂き、感謝の一日でした。
昨日の歩数
ご訪問頂きまして有難うございました。。
今日も素敵な日となられますように♪