この度のコロナ騒動で、不安と焦燥感で一杯の方々が多いことでしょう。
私も少なからず、心が動揺しやすく、いつもとは精神状態が違う気がします。
私が住む町は、スーパーなど一時的に買い物客が少なくなり、大変驚いたこともありました。
でも今は、そんなことはありません。
その後、次第に活気が戻り、以前とあまり変わらない光景がみられます。
これが良い事なのかどうか分からなくて、一抹の不安を覚えますが。
数日前、夕刻、行きつけの大手スーパに行くと、レジ前はどこも長蛇の列でした。
公園も、子供が多く、そのお母さんたちでしょう。
結構接近して、明るい笑顔で立ち話。
そんな人達をたくさん見かけました。
経済的に困っているようには全く見えませんでした。
これからが私が申しあげたい意見なのですが、政治的なお話は苦手。
書く自信が全くなくて、記事にすることがとてもためらわれました。
でも皆さんに、私の意見をどうしても聞いていただきたい。
そんな衝動を抑えることができなくて、勇気を出して書くことにしました。
最近仕切りと言われている、景気刺激策のため、国民に給付金を配ると言った政策についてです。
舛添氏などは、この際、大判振る舞いで、国民全員に10万を支給すべきと主張しています。
政府は、緊急の景気対策として、赤字国債の発行も検討しているようですね。
もし、非常事態の度に、この様な対策を打ち続ければ、日本の財政赤字は天井知らずで膨らんでいく一方。
子供世代か孫世代の内に、一度は日本の財政破綻を見ることになるのでは、と私は本当に心配しています。
赤字国債発行は、コロナショックをまともに受けた我が国を立て直すために仕方ない事なのかもしれませんが・・・。
国民全員に給付金を支給すると言った政策は果たし賢明なことなのでしょうか。
もしそうするなら、本当に必要としている人に給付を特化してはどうでしょう。
額を多くして。
例えば、自分のことを例に挙げると、私は遺族年金の身で、決して裕福ではありません。
でも地震などの自然災害とは異なり、コロナ騒動のせいで、家計が苦しくなっているわけでは全くありません。
妹は、旅行や外出を控えているので、お金がたまる一方、と言っていました。
それなのに、なぜ現金か商品券を給付して、政府の財政をますます厳しくする必要があるのでしょうか。
一層のこと、受け取るかどうかは、本人の意思に任せ、イエスとノーを記入させる。
そんな風にしてはどうでしょう
日本人は良識が高い国民ですから、断る人も大勢いるに違いありません。
残った給付金は、本当に困っている人に、額を多くして回す。
そんな政策ができないものか、と。
口では簡単に言えても、それを実行するにはとてつもない手間がかかり、無理な事なのかもしれませんけれど。
契約社員で仕事を失った人たち、サービス業で利益が激減し途方に暮れている人たち。
その様な困窮者を救う道を、もっと潤沢な財政資金を使用して検討してほしい。
一万二千円でも、国民の大半がそれを断れば、その様な人の力にもっとなれるのではないか、と。
景気を悪くしているのは、新型コロナウイルスという見えない敵です。
全員に給付する景気刺激策をとっても、コロナ感染が終息しない限り、今のご時世では景気浮揚とはならないでしょう。
何のための国民全員への給付なのか、私は理解に苦しみます。
舛添氏が、10万の大盤振る舞いと言っていますが、私にはばかげたことに思えて仕方ありません。
もちろん、コロナショックで経営や家計に大きな打撃を被っている人たちには、10万どころかもっと支給してもいいのでは、と私は思います。
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