今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

早春の我が庭

2012-03-31 06:28:39 | ガーデニング

冬の名残の冷たさが、完全に消えたわけではないけれど、ここ数日、急に春めいてきました。
今度こそ、私達の期待を裏切らないでほしいものです。

何より嬉しいのは、花壇の草花に、生気が蘇ってきたこと。
成長の勢いが、明らかに違って見えます。

いままで、寒さ嫌いだったのか、縮こまっているように感じられた赤紫のビオラ。
花弁に張りが生まれ、茎がすっと伸び、日毎に元気づいてきたのが分かります。

        

        

一方、冬の間、我が家の花壇を清々しく彩り、私を魅了してやまなかった水仙が、いよいよ終焉を迎えようとしています。
なんだか、私はとても寂しい気分に。

心からありがとうと言いたい気持ちでいっぱいです。

厳しい寒さでへこみそうな気持ちを、この水仙が、如何に元気づけてくれたことでしょう。
特別、それを意識したわけではないけれど、いま振り返ると、そのように思えてなりません。

         

芯が強そうで、それでいてつつましげに咲くクリスマスローズの花の姿も、同様でした。
今尚、変わらない姿で、咲き続けてくれていますが・・・・・・
我が庭のクリスマスローズは、幾分弱々しげ。
株の成長が、まだ十分ではないのでしょう。

ピンボケの写真でクリスマスローズさんに申し訳ないなぁ~ 

                            

他にガーデンシクラメンの赤と白の小花、チェッカーベリーの可愛い赤い実が、陽光に照らされ、目を引きます。

                         

                        

                  

          

まだ小さく精彩を欠いていたヒューケラも、葉の色が鮮やかさを増してきました。

                

アジュガも、つぼみがたくさんついています。

               

紫の花が密集して咲くようですが、いずれも余り馴染みがないため、今後の成長が、とても楽しみ。

銅葉アレックスは独特のソフトな渋さで、良い雰囲気を醸し出しています。

                

今、我が家の庭で一番目を引くのは、ゆきやなぎの清楚な花の佇まい。
可憐な小花が、風になびくさまは、どことなくはかなげで、気品に満ちています。

          

その他いろいろですが、玄関ポーチに咲くチューリップの開花も、いまかいまかと心待たれます。

  

                         

さて、いよいよ春の植え付けの日が迫ってきました。
その日は4月4日。

ガーデナーのHさんが見えます。

既にメールで、植え付け予定の草花の写真も、送られてきました。

まだ相変わらず、体調不良の日も時々ある私ですが、細々なりに、草花の手入れを怠らないよう努めてきました。
そのささやかな努力が報われ、いずれの植物も、それなりに元気に頑張ってくれています。

中には枯れ、姿が消滅してしまったものも・・・・・・
私の注ぐ愛情の不十分さゆえを思い、心が痛みました。

反省することも、多々あるけれど、お世話下さっているガーデナーさんに、何とか面目を保てるといったところでしょうか。

先日の打ちあわせの電話の際のHさんのお話から、今後の方針と花壇のイメージが、多少明確になり、嬉しく思っています。

植え付けを開始以来、一番重点を置いていることは、宿根草を多く植え(私の要望でもあります)、その配置への心配りと、株を大きく育てることだ、と言われました。

それを聞き、なるほどと感心した私です。
花壇のおおよそのイメージをまず作り、そこに一年草も徐々に植えていく、と言うことのようです。

このお話を伺い、四季の移ろいとともに、いかにお庭が成長していくか、一層楽しみになりました。

けれども、たまにふと、頭によぎることがあります。

植え付けは、わざわざ高い作業代を払ってまで、他人に依頼することかしら、と。
少々贅沢な行為では、と悩んだりもします。

特に去年は、トレリスを再塗装した途端、台風の被害にも見舞われ、植え付け以外にも出費が多く、止むを得なかったとはいえ、大幅な予算オーバー。
かなり、頭の痛いことでした。

さらに今年は、テラコッタのオブジェまで買ってしまった。
このオブジェ、写真だと、見た目より大きく映り、庭に、何だかアンバランス。
ちょっと、といったところなんですけれどね~

しかし、私の今の体調で、無理はせず、心から楽しめることは何かしら、と自問自答した時、ガーデナーさんを雇い、お庭を美しく装ってもらうことに行き着いたのでした。

去年お庭にかけた費用で、海外旅行も十分楽しめたと思いますが、今の夫婦の体力では、それは無理な事。
ですから、今の状況下では、ガーデニングでささやかな贅沢をこれからもしばらく楽しみたいと。
それが、今の私の心を一番癒し、幸せにしてくれることのように思っています。

もし私がすっかり元気になり、ガーデニングの作業が体に支障を来さなくなったなら、その時また考え直そうと思います。

たとえば、我が家のお庭を知り尽くしたHさんに、アドバイザーにだけなって頂き、植え付けはすべて自分で行う。
そうすれば、人件費はほとんどかからなくて済みますものね。

私が完全な贅沢費(私の年金以外の僅かな収入です)として、家計とは別途に設定した予算の使い道は、毎年じっくり熟慮して、自分の心を一番満たしてくれることに使いたい、と願っています。

過去に、愚かな行為(投資)で、大きな財産を失って以来、いかに賢くお金を使うかを、真剣に考えるようになりました。

今は、それを償おうと、妹の夢路も呆れるほどの金額を、せっせと貯蓄に回しています。
でもこの歳になり、あまり金銭にとらわれた暮らしは、したくありません。
身の丈に会った楽しみ方で、支払うところには支払い、残り少ない余生を精一杯エンジョイしたい、との思いでいます。

お家大好きで、体調も今ひとつの私が、その楽しみを、今のところお庭に託した、といったところでしょうか。

今後も我が庭の様子を、折々で、ご報告させていただくつもりです。
ガーデニングがお好きな方々の、ご参考に多少でもなれば、嬉しく存じます。

             

昨日の歩数 5575歩

 

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