私は、自分が設計(見取り図)したマイホームが、自分の半生の幸せの土台になってくれていることを実感しながら、日々を送ってきました。
自分が書き上げた図面通りに建てていたただいたので、暮らしやすく愛着はひとしおですが・・・。
神様からの贈り物、との思いが、私は強いのです。
何故贈り物と思えるかと言えば、余りに幸運な偶然が重なったからなのですが。
私の未熟さ故、失敗しておかしくないような時でも、神の手としか思えないような導きがありました。
不動産の購入もそう。
最終的に今の土地を購入する前も、家建築の時と同様に色々ありました。
渡米前にも夢中で探した時期がありましたから。
長くなるので、この説明はここでは割愛します
私のブログのプロフィール画像として使用している木彫りのお人形です。
娘たちが幼稚園児の頃、夫が海外出張先で求めたものです。
アルプスの少女ハイジが放映中で、家族で夢中になりました。
今の土地は、日経新聞の小さな広告が目に留まり、ふらっと見に出かけただけでした。
ところが、私は、ロサンゼルスの明るい街並みにとても良く似ているとの印象で一目惚れ。
予備知識はほとんどないまま購入してしまいました。
申し込みの二番手だったのですが、一番手の方が、準備金が計画通りに用意できず諦められたようです。
大手不動産からその報告を電話で受け、私は夫を説得し、即決。
購入してから妹に、その土地の価値や周辺の街並みの素晴らしさを教えられたり。
住宅展示場の方達から、予定居住地を大層褒めらたりしたものですから、購入した土地の認識を新たにできた私です。
一生懸命なようでどこか抜けている私。
一人の力で我が家に恵まれたとは、今でも思えないでいます。
何だかまた前置きが長くなってしまいました。
今日、私がお伝えしたかったこと。
それは、マイホーム建築に当たって是非イメージしてほしい事があるからです。
今後自分がどんな暮らしをしたいのか。
言い換えると、どんな暮らしをする予定なのか。
その気持ちを何よりも重要視してマイホームの設計に当たっていただきたい、と言うことです。
住宅の営業の方に頼り過ぎると、重要視されるのは家族構成位でしょう。
もちろん、住人の趣味や志向なども考慮される方もいらっしゃるとは思いますが。
私はそのイメージがはっきりしていました。
色々条件はありましたが、長くなるので二つだけお伝えしますね。
長女長男の結婚なので、将来親と同居し介護しなければなりません。
ですから、介護しやすい間取りである事。
自分は専業主婦なので、日中はひとり暮らし。
その間、快適に暮らせるキッチン付きの多目的スペースが欲しい。
お客を招くのが割と好きなので、ホームパーテイー向きの素敵な空間が欲しい、云々。
他にもいろいろありました。
風通しのいい家にしたい。
憧れの暖炉を据え付けたい。
プレールームのような遊びの空間がほしい。
天井は高く、廊下は幅広く等々。
一番成功したと思ったのがファミリールームと、和室の位置でした。
ファミリールームの説明は幾度もしましたので、今日は和室について。
私が住宅展示所に熱心に足を運んだ当時、和室は玄関の隣に客間として離れのような位置にありました。
いずれの展示場も、ほとんどそうでした。
けれど、私は居間が客間として十分機能するので、和室はファミリールームに隣接させようと思いました。
そうすれば、母が寝たきりになっても、炊事中、いつでも声がかけられます。
画像に移っている畳の位置に介護用ベッドを置いていました。
この位置の和室は、実際その様な境遇になった時、便利この上なく、大成功でした。
元気な頃は、一週間くらいよく孫たちを預かったものでしたが、和室で遊ぶ孫たちの姿も見守られ、とても助かりました。
私は専業主婦でしたが、今は女性も大半の方達はお仕事をお持ちです。
ですからライフスタイルも違って当たり前。
私が綴ったことは、皆さんのお役には立てないかもしれません。
私自身は、想い出をもう一度心に刻めて、良かったと思っています。
娘たちも、この記事に目を通し、我が家が建つまでの経緯が詳しく分かったことでしょう。
認識を新たにしてくれたのではないかと思います。
家のほかに、庭の図面絵描きにも私は家同様に夢中になりました。
個人的な自己満足にすぎないの記事にお付き合いくださいました皆様。
本当にありがとうございました。
書く話題に尽き、今回は思い出話に終始してしまいましたが、いよいよ困りました。
明日の記事は白紙。
思い付く話題がなければ、お休みさせていただこうと思っています。
コロナ感染拡大は相変わらずで不安ですが・・・。
皆様、くれぐれもお気を付けてお健やかに日々をお過ごしになられますように。
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ご訪問と温かな応援、 本当にありがとうございました.