パラリンピックが始まりました。
オリンピックの時と同様に、開会式は初めから終わりまでしっかりと視聴しました。
私は超が付くほどの朝型人間ですから、夜の番組は途中までしか観られません。
ですからいつも録画して朝、観ることにしています。
期待にたがわず、素晴らしい開会式でしたね。
オリンピックの時よりテーマが一つに絞られ判りやすくて良かった、と好評のようですが・・・。
難しい分析は私はどうでもいい事。
気持ちが感動の渦となり涙が込み上げてしまった。
それだけで、もう十分です。
オリンピックの時には涙までは出ませんでしたが、感動したことには変わりありません。
次女にこの話をしたところ、Mちゃんも涙ぐんでしまったようです。
画像はすべてYahooサイトから拝借しました。
私にしては珍しく、最近は政府への不平不満がいつもくすぶっているのですが・・・。
パラリンピックを観た時だけは違いました。
コロナ禍と言った異例の厳しいご時世にもかかわらず、障害を持つアスリート達の夢をよく叶えて下さいました。
国民の反対、その他の困難を乗り越えて・・・。
本当にありがとう、と感謝の気持ちで一杯になりました。
オリパラリンピックは、大変なご苦労をされている、医療従事者の人たちの気持ちを逆なでするような一大イベントであることは、私は十分承知しているつもりですが・・・。
暗いご時世にあって、東京五輪が、世界中の人たちの希望の灯になってくれたことも確かでしょう。
開催した意義は十分にあったと、私は思っています。
日本の良さも、改めて世界に伝わったようですし。
障害を克服して競技に挑むアスリートたちの姿は、すべて神々しく見えるほどに感動的ですが、あえて一つ挙げるなら
最年少で銀メダルを獲得した吉田美幸さんの笑顔と実に柔らかな表情が忘れられません。
まるで苦労など、何もなかったかのような・・・。
ご両親、祖父母様はじめ、周りの多くの方達に支えられ励まされ、健常者と変わりなく健やかにご成長されたであろうことが、十分に想像され、私まで幸せな気持ちになれました。
過去には、障害者を差別する風潮が、何がしかわが国にはあったのかもしれません。
私は、その例として思い出すことが、身近に一つあります。
私の従兄妹のお子さんは重度の自閉症でした。
おじいちゃんは(私の父の弟)は東大の教授で優秀な人でしたが、さぞかし、可愛いお孫さんへの心配が尽きなかったに違いありません。
叔父夫婦の心境が、改めて察せられます。
そのご家族はある時、転勤で米国支社に駐在。
そして、そのまま米国に永住されることになりました。
永住の理由が意外な事だったので、その記憶が私は今も鮮明です。
お嫁さんが希望されたようでした。
「日本には障害者への偏見があるから帰りたくない。
米国にはそのような偏見がなく、ボランティア活動も盛んで遥かに暮らしやすい」
そのように言われたと、私は聞きました。
それから数十年経過した今の日本。
パラリンピックの環境を見ても分かるように、日本も次第にアメリカ並みになりつつあるのでしょうか。
そう思いたいです。
東京パラリンピックのタイトルは、「WE HAVE WINGS」
いい言葉ですね。
健常者もそうでない人も心の翼を失わないで、夢を抱き、生き生きと暮らせる。
そのような世の中になってほしいです。
高齢者の私も体が不自由なるのは、そんなに遠いことではないでしょう。
そうなっても、心の翼は失わないで、夢を追い続けていられますように。
今夏もこのピッチャーが大活躍しました。
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貴重なお時間を割いてまでお読みいただき、本当にありがとうございました。