一人暮らしの私ですが・・・。
週末は、必ずと言っていいほど次女宅に出かけ、夕食の団欒を共にさせてもらっています。
暗いご時世の今。
娘家族が近くに住んでくれている事が、とても有難いです。
そのマンションは、駅も大手スーパーも、徒歩一分の近さ。
そのため、子供たちも手がかからなくなった今、車を利用することは、日常ほとんどないとのこと。
「私を家まで送り届けることが専用の車になってしまった」と冗談を言う若夫婦。
そのために、駐車使用料を三万近く払っていると思うと、申し訳なさでいっぱいになってしまうのですが。
いつ訪れてもお花がセンス良く飾られています。
大変な迷惑をかけているのに、つい先日、夕食の席で、お婿さんから優しい言葉をかけてもらって感激。
「一人暮らしのせいか、コロナストレスは、相当な物よ」と笑いながらも弱音を吐いたところ、
「気兼ねしないで、いつでも我が家に来てください」と。
有難い言葉に感謝一杯でしたが。
一人暮らしはどんなに寂しくても、気ままに過ごせて私はいやでは全くありません。
次女のマンションは、スープが冷めないほど近くはないけれど、徒歩だと私の脚では20分の距離。
理想的な境遇で、今は暮らさせてもらっています。
最近ご馳走になったベトナム料理。
ハノイ大学に留学、ホーチミン支店に勤務。そんな経験がある次女ゆえお手の物。
とても美味しい数品でした。
娘たちが、マンションを購入する予定と初めて知った時、私が咄嗟に気がかりに思ったことは、義父母様のお気持ち。
彼は、長男ですから。
でも次女の話によると、そのマンションを気に入ったのはお婿さんとのこと。
この街を彼がとても好きで、永住してもいいと言っているのよ、と。
それを聞いて、私は一安心したものでした。
そして驚いたのは、まだ三十代の若さなのに、頭金に出来る数千万の貯金をしていたこと。
私は、同じ年齢の頃、そんな貯金をする余裕はありませんでした。
堅実な暮らしに、驚くだけでなく、只々感心したものです。
これからも、私は次女宅に週末はせっせと通い続けるのでしょう。
でもご馳走になるばかりでは悪いので、私も週に一度くらいは家族の夕食を届けるようにしています。
最近私が届けた中華のお料理数品
長女のMちゃんは、都心の閑静な住宅地にマイホームを建てて暮らしています。
長女家にも、孫が幼い頃は、妹が飽きれる程、孫お守りのために頻繁に通ったものでしたが。
歳を重ねた今、お出かけが億劫になってしまって。
そんな気力も体力も無くなってきました。
けれど、こんなご時世だと、会いたい気持ちが募る一方。
せめて電話でもと思い、お互いによく話しています。
そろそろ行きたい長女宅ですが・・・。
毎年、三月の終わりに開かれるお誕生会も中止になり、
とても遠く感じられてしまいます。
次女は、
「ここがママの部屋、と決めているのだけれど、いいかしら」
と言ってくれますが・・・。
私はできれば、大好きな我が家で、一人暮らしを全うして、気ままに暮らしたい。
それが理想かな。
その理想を叶えるためには認知症にならない事。
日常の暮らしに差し障りがない程度の健康は維持し続ける事。
最後まで夢は捨てないで、前向きの明るい気持ちで暮らすこと。
願うことはいっぱい。
現実は今もそうだけれど、思いがけない出来事がいつ襲てくるか分かりません。
私に、その一つ一つを乗り越えられる逞しさがあるとは思えないけれど。
先のことを、くよくよ心配しても仕方ありません。
今日という日を、精いっぱい愛しんで生きる事だけを考えましょう。
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