快晴のさわやかな空模様がしばらく続きましたが、一方、冷ややかな空気が身に染み、日々の行動が鈍くなり困ります。
体も心も多忙と昨日書きましたが、本当にその通りの私。
やらなければならないこと、迷いあぐねることが多くて大変。
改装工事における色決めは、本当に悩みました。
それもやっと一段落、といったところでしょうか。
ファミリールームの床の剥離と再塗装は来年に回す事にしました。
もっともっと機敏に動いて、家事を手早く処理し、目の前の課題を一つ一つ乗り越えていかなければ、と常々心に言い聞かせはするものの。
幼い頃から身に付いたスローテンポを変えることは、至難の業です。(笑)
チョコレートコスモス
体調も、ベストとは言えません。
いつも最近は胸やけがして、食べ物を余り美味しく感じません。
その割には食べている・・・・・・ 昨夜、私が夫に語ったこと。(笑)
気だるさも幾分あり、どうしたことか、と少々不安ですが。
私の年齢になれば、理想の健康体は高根の花、と思い、愚痴を述べる前に動きましょう。
活発に動けば、体内の血流も良くなり、頭もさえ、元気が出てくることは、日頃実証済みの私。
それを怠るのは、怠け者!と、やせ我慢して、自分に渇を入れることにします。
年末もこの精神で、元気に乗り切りたいものですが・・・・・・
旦那さまが、インターフェロンの治療の担当医から、夫婦そろって意気消沈するような宣告を受けてしまいました。
夫は、何事が起きようと、いつも冷静沈着。
私の方が、はるかに動顛してしまいました。
心の隅で、そのようなこともあり得る、と懸念はしていましたが・・・・・・・
楽観的な性分の私は、悪いことは隅に追いやり、完全回復を半ば信じていました。
ところが、何と、二度目の新薬に寄るインターフェロンの治療で一旦消滅したと思われていたC型肝炎のウィルスが、蘇ってしまったのです。
治療が終了し、1年間経過観察上の出来事。
まだ数カ月経ったに過ぎませんが、とても順調と言われていた矢先の宣告ですので、とてもがっかりしました。
オレガノ
一昨日の診察日は、私はリフォーム業者さんの出入りがあるので、病院に出かける夫には同伴しませんでした。
通常も、手術を受けたN病院には必ず一緒に行く私ですが、近くの病院の受診日には、私はめったに付き添いません。
インターフェロンの注射のみ、この病院で受け、血液検査の結果を随時報告を受けるだけでしたから。
そのため1昨日も、病院から帰宅後の夫から、医師のお話しを一言二言、知らされただけです。
もし私がその場に居合わせたなら、矢継ぎ早に先生に質問をして、今後の不安を多少でも解消する努力をしたことでしょう。
でも旦那さまは、そういう性格の人ではありません。
余分なことは聞いても仕方ない、と思う人です。
ですから夫の話からは、詳細は何もよく分かりませんでした。
次の受診日は、年明けとのこと。
私は、よく分からない状態のまま不安を抱えて年を越すのは堪らない、といった心境になりました。
色々思いあぐねた末、内科の受付に電話を入れ、事情をお話しし、急きょ午後から夫の担当医と面談をさせて頂く事にしたのです。
もちろん、夫には内緒。
「そんなことする必要はない」との一言で、拒否される懸念がありましたから。
二時半から三時の間に来るように、とのことでしたから、二時半過ぎには病院に到着した私です。
しかし午後ですのに、病院は大変な混み様で、ほとんど年配者ばかり。
ある老人は、受付の人に、待ち時間が長過ぎると言って、怒鳴り散らしていました。
私も延々と待たされ、二時間半後に、やっと先生にお目にかかれました。
その際の担当医のお話は、下記のごとくです。
前回の治療では、一週間で菌が消滅したので、とても順調だと思っていたのに、また現れている。
しかし肝機能は正常なので、このまましばらく様子を見ることにします。
今また新薬が出来たので、それを打てば、恐らく菌は消滅するでしょう。
今の段階では、その治療に国の助成が出るかどうか微妙なところです。
でも恐らく近々助成を受けられるようになるだろうから、それからご主人の容態を診て検討しましょう。
肝硬変が進んでいたりすると心配だけれど、肝臓はきれいで肝機能も正常だから、今慌てて治療する必要はありません。
こんな内容でしたでしょうか。
お話しの途中で、私は自分の気持ちをストレートにお伝えしました。
既に出かける前から、夫にも伝え、心のうちでは決めていた事でした。
「もし、一刻でも早く新しい治療を始めた方が夫のためによいなら、高額でも構いません。
命には代えられないので、新薬を打って下さい」と。
私は、ネットで調べ、いかに高くても、一カ月7~8万円位と見積もっていました。
ところが、先生がおっしゃるには、
「とんでもなく高くつきますよ。
入院費も入れると数百万は軽く超えてしまいます。
そんな高額の医療費を払ってまで治療するような緊急を要することでは全くありません。
肝機能は正常なので、助成が出るまで待つほうがいい。
ただ一つ気がかりなのは、それまでにがんが発生しないといいんだけどな~、」
と言われました。
私は内心、万一そうなった時は、名医のN病院の院長先生が手術をして下さるであろうことを想像していました。
二つの病院では、夫の検査結果のデーターが、随時取り交わされ、連絡を取り合って下さっているようですので、その点も安心です。
とにかく、先生のお話しを伺い、幾分私は安心しました。
ネメシア
しかし、肝炎の菌がすっかり消え、夫の体が、健康体になる日が近いと信じて疑わなかった私です。
ですから、またスタート台に立たされたような心境になりました。
夫がインターフェロンの治療薬の副作用と闘う日が、その内また訪れるのでしょう。
或いは、またがん摘出の手術もあり得るのかもしれません。
愚痴一つ述べず、淡々とその後も暮らす夫ですが、その胸中を察し、忍びないものがあります。
こんな旦那さまですが、担当医と如何に意思疎通がスムーズにいっていなかったかが、この度の先生のお話から大変良く分かりました。
私に言わすと、威張った態度の先生の人間性にも問題あり、の感がするのですが・・・・・・
「ご主人は無口で頑固な人ですね~。次回から奥さんが必ず付いてきた方がいいよ。
必ず一緒に来なさい。」
と最後は命令口調でした。
まるで、私の夫とは話しにくい。あなたなら、何でも語れると、言わんばかりのおっしゃり方。
確かに夫は寡黙で頑固な人だけれど、、柔軟にも対応できる有能な人です。
それに、忠実に先生の指示通りに行動できる模範的な患者だと、私は思っています。
夫は、先生には相性の悪い患者さんなのかもしれませんね~
私のことを夫より認めて下さっているような口ぶりでしたが、私も相性が合う先生とは、とても思えません。
つい、N病院の担当医のT先生と比べてしまっていけませんね~
T先生は、私の理想の医師像ですから。
こんなことで、一昨日は、午前中は動揺、その後医師の説明で、夕刻は幾分立ち直り。
床についてから、また今後のことがいろいろ心配で、熟睡はできませんでした。
でも、くよくよ考えても仕方ありません。
万全の態勢で治療に当たり、今までは見事に、高いと思われた大手術のハードルを順調にクリヤーしてきた夫です。
今後も、進歩著しい医療の恩恵を受けて、夫はまだまだ元気で暮らしてくれるに違いありません。
寡黙で無愛想な夫ですが、私はやはりこの人に支えられ、この人を生きがいにして日々暮らしている、とあらためて思えるこの頃。
私が恵まれた生活を送ることができるのも、すべて旦那さまのお陰です。
いつまでも長生きしてほしいな~、と切実に願います、
私はできれば先にあの世に行きたい、と。(笑)
その後のことは、賢くて心優しい娘達に任せていれば安心。
何も思い残す事はありません。
今日は、ガーデナーさんが寄せ植えの鉢物を数点運んで下さる日です。
予報では今日は雨模様のようですが、、今から楽しみに待ちわびています。
今日もお越しくださいまして有難うございました。
寒くなってきました。
お風邪など召されませんように、くれぐれもご自愛くださいませ。