整骨院に通うことが、生活の中に当たり前のごとく溶け込んでしまった、今の私の暮らし。
通い始めたのは、昨夏のお盆明けの頃からです。
もうすぐ一年になります。
通うのは週に一回。
お休みしたことはほとんどありません。
通うきっかけとなった偶然の出逢いを、今も鮮明に思い出すことができます。
お盆に夫の墓参で帰省し、戻ると、それまでも調子があまり良くなかった脚の痛みが急速に悪化。
歩くのも不自由になってしまいました。
整形外科の個人クリニックでは、診断名がくるくる変わるため、大病院の検査を受けることに。
そこで、腰部脊柱間狭窄症と診断されました。
生活を七割に落とすか、手術しかないと言われ、不安を抑えがたい日々を送っているときのことです。
ブロックが違うため、親交はほとんどありませんでしたが、遠目ながら敬愛して止まなかった80代後半の奥様に、バス停でお会いしました。
ご主人様は、夫の会社の先輩です。
そのとき、どういうきっかけだったのか思い出せませんが、私の脚の悩みをお伝えしました。
今から整形外科に行くところです、とも。
すると、その方が、通っている整骨院を心から勧めてくださったのです。
この方のおっしゃることなら信用していいと思った私は、整形外科で治療を受けた直後、すぐにその整骨院へ向かいました。
それ以来、この一年間、ずっと週に一回通い続けている私です。
私が通っている整骨院の受け付け
ご近所の奥様が薦めて下さった事に、間違いはありませんでした。
その後みるみる快方に向かった私です。
施術は、約一時間といったところでしょうか。
それ以上の時、二時間近くになることもしばしばあります。
ゆくと、先生の第一声は。
「体調はどうですか?」
「今、一番悩んでいる症状をはどこですか?」
と訊かれます。
私の場合、脊柱管狭窄症による足の痛みはいうまでもありませんが、それ以外にかなり酷い首の痛とだるさ、肩こり、時折腰痛も起きます。
もう一つ、最近一番気になること。
それは、膝の痛みです。
こんなにいろいろ書き連ねると、かれん桜さんの体は、老化現象が想像以上ね。
気の毒に、と同情されてしまいそう。
ところが、私にとって一番の悩みの種は、疲れやすい体質なんです。
他の症状も辛いことに変わりありませんが、我慢すれば働けます。
性格も、どちらかと言えば楽天的。
気にしても仕方ないことは、あまりくよくよしません。
でも整骨院の施術の恩恵は計り知れません。
完治とはいきませんけれどね。
狭窄症は、歩行困難だったときのことを思えば、今はほぼ完治に近いかもしれません。
施術は、そのときの体の状態に合わせ、いろいろ変えておられるようですが、先生を心から信頼している私は、すべてお任せ。
施術の詳しい内容にも、割と無関心ですが。
この際、覚えている限りの施術法を具体的に、書かせていただきますね。
その詳しい内容は、省きます。
無責任な事も書けませんから。
興味のある方は、検索で調べてみてください。
アキュースコープ
超音波
ドクターXドマ
ハイボルテージ
AKA療法(手話療法)
等々
私は病気における安易な対症療法にはいつも疑問を感じてしまい、痛み止めのような薬の服用は、できるだけ避けたい人間です。
高い熱がでたとき以外、薬は極力飲まない生活を送ってきました。
サプリメントもしかりです。
ですから整骨院の今の治療は、とても心が落ち着き、私にはぴったり。
先生もまだお若いにもかかわらず、とても人格者。
私は心から信頼しています。
一昨日、脳神経外科病院に出かけ、初診者用の記入フォームに書き込みをしたときのこと。
(この病院にゆくことも、整骨院の先生に勧められました。)
かかりつけ医院の名前を書く欄がありました。
私はあきれられることを覚悟で、整骨院の医院名を記入してしまいました。
整骨院に通う程度ですむ体調を維持し、いつまでも元気でいたいもの、と心から願っています。
実は妹も、当院に通っています。
私の脊柱管狭窄症の回復が、ちょっとした驚異だったらしくて。
施術法については、妹から、その内もっと詳しい説明があることでしょう。
昨日は両親の菩提寺でお盆の法要がありました。
その前に気になる心配事があったので、また病院に。
MRIの検査も受けてきました。
脳には全く異常が見当たらないとのこと。
これで心から安心して、広島にも行けます。
明日はお寺さんが我が家に見えます。
私の体力ではもう限界。
忙しすぎて、疲労気味なのか、朝から今日も体調が優れません。
もっとのんびりしたマイペースの暮らしを早く送りたい。
でもお盆は、今の私にとってはとても大切な行事です。
バンドエイドを貼り付けた恥ずかしい顔で、もう少し頑張り続けましょう。