もういよいよ書く話題が尽きてきました。
しょっちゅう同じことを言っている私。(笑)
それで今日は、迷った挙句ですが、私の親友に当てた手紙文を記事として載せることに致します。
お手紙をいただいた翌日書き、投函した物です。
一枚も残っていないので、画像がありませんが、銀杏の柄の鳩居堂の便箋を使用しました。
今の季節にぴったりでしたから。
と書きましたが、やはり手紙文はさすがに恥ずかしいので止すことにしますね。
それに代わって、彼と親しくなったご縁の経緯や想い出を語らせていただきます。
私の小中高の親友で今も元気に過ごしている方は、このH君だけです。
親友と言えたKさんもTさんも亡くなり、寂しい限りですが、素敵な想い出は今も心の内で生き続けています。
T君と岡山大学の名誉教授でいらした恩師(家庭教師)を訪ねた時の写真です。
小学生時代からずっと続いた親友が男友達というのも何だか不思議。
その理由は、母同士がとても仲が良かったからでしょう。
この度、お手紙をいただいたH君は、小学生の時からずっと優等生。
浪人はされましたが、東京大学に入学。
卒業後は市政で活躍され、一時は市長候補とまで言われた人でした。
その上、とてもハンサムです。
向かって左端に立っているのがH君です。
同窓会の時には率先して皆の世話役を引き受けてくれます。
母のお陰で、その後今日に至るまでお付き合いが続いている私達。
身内に近い信頼を、彼には寄せています。
もちろん夫も認めていた間柄。
数年に一回くらいは会い、ご馳走になりデートを愉しませてもらってきました。
素敵な奥様と息子さん家族に囲まれ、とても幸せな余生をお過ごしです。
Hさんは旅行が趣味。
しばらく籠っていたけれど、もう我慢できなくなり、最近は時々旅を楽しんでいる、と手紙に書かれていました。
パリが特にお好きなようです。
数年に一度は出かけていたようですが、ヨーロッパでテロが多発するようになり、身の危険も感じて足が遠のいている、といつかおっしゃっていました。
今はコロナ禍ですし。
帽子をかぶっているのが私。その上がHくん。右上から二番目が亡くなったN君です。
彼の話題は、政治、社会問題、旅行、芸術と実に多岐にわたります。
知識の泉のような方。
仕事柄、お会いになったこともあるのでしょう。
郷里出身の政治家、岸田文雄氏のことを
「とてもいい人だけれど、総理大臣の器ではないな」
と何時か話していました。
余談ですが、私はこの人を応援しています。
岸田氏の減収世帯への一律三十万給付が、公明党の反対で取り下げられ面目丸つぶれでしたが。
今でも、かえすがえす残念。
その給付が今も続いていれば、と
岸田氏の品行方正で誠実な所を私は買っているのですが。
今は、派閥の論理に翻弄され、苦労を重ねるこの人の姿が目に見えるよう。
今度H君に会ったらそう言ってみようと思います。
とにかくお喋りしていて、こんなに楽しい人はそんなにいません。
心豊かになれる、私にとっては、掛け替えのない親友です。
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