今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

元気になった旦那さまを毎日夢見て・・・・・・小走りで追いかけたい

2014-06-04 06:38:21 | 病気

実は、一昨日が入院日でした。

先週の週初辺りから不安で、1日も早くその日が訪れてほしい、と切望していました。

何とか病室を早く確保しようと努めて下さっているのが、諸先生の言葉の端々からも感じられていました。

やっと夫が入院でき、本当に安堵した私です。

 

意識が朦朧としたり、お腹が痛くなった場合は、すぐ病院に連絡をするように言われていましたが

大事に至らず、無事にこの日を迎えられ、ホッとしています.

しばらくは落ち着いて、治療と療養に、夫は専念できる事でしょう。

最近控えていた散歩が楽しめる程に、早く元気になってほしいものです。

 

 

抗がん剤治療は二回目まで終わりましたが、幸いな事に、その副作用は、全くといっていいほど今のところありません。

大層辛いもの、とどなたも口を揃えて言われますのに、夫のようなケースもあるのですね~

とにかく、この点は一安心といったところですが、まだ二回目が終わったに過ぎません。

今後どうなるか分かりませんが。

 

そのため、私の最近の注意は、放射線治療の副作用であいた腸の穴の患部症状にもっぱら向いてしまっています。

その内、もっと詳しく先生のお話しを伺い、今後の見通しも尋ねなければ、と思っているのですが・・・・・・

 

それにしても、昨年の晩夏から入院生活が始まり、その後、入退院を繰り返してばかり。

夢中で過してきましたが、季節が巡り、またその暑い夏が訪れようとしています。

 

残暑の厳しい頃に、旦那さまから、体調の異変を聞かされた私でした。

その後の治療は目まぐるしいものがありましたが、いまだに先が見えないなんて。

ちょっと悲しくなりますが、諸先生方は、万全の処置で対応しで下さっているはずです。

 

優秀な医師揃いの天下のT大病院。

病院への信頼に陰りがあるわけでは全くありません。

私達も、精一杯努めて、その闘病生活に臨んできたつもりですから、その点の後悔は余りありません。

必らずその努力が報われる日が来る、と信じています。

 

T大病院

 

しかし最近は、どうも主治医がお二人いらっしゃる感じで、どちらの先生を立てるべきか私は迷います。

もともとは、放射線治療専門の先生が主治医でいらっしゃいましたが、今回の入院では、担当医師は、同じ格の助教授の違う先生です。

恐らく放射線治療は一旦は終了したからでしょう。

夫は、

「前の先生が主治医と思っていればいい、K先生もそのように言われたではないか」

と言っています。

 

専門分野の異なる二人の偉い先生が、夫の治療に当たって下さっていると思えば、有難く心強い事なのですが・・・・・・

自宅から電話で御相談をさせて頂く時に迷います。

但し、余程の事がない限り病院に電話をかける事はありません。

私が心配の余り、旦那さまに勧め、本人がそう決めた時のみですが、

どちらの先生をご指名すればよいのか分からなくて・・・・・・

 

 

それに致しましても、旦那さまの辛抱には、計り知れないものがあるでしょう。

目も不自由で、入院生活における自由時間の愉しみ方は、非常に限定的です。

若い頃から大変な読書家でしたが、今は大きな拡大鏡で数ページを読むのがやっとなんです。

だからといって、私が気を遣いすぎると、却って煩わしいらしく、自由にさせてあげるのが一番のようです。

夕食も、私が美味しいものを持ち運ぶと、病院が出すものを食べればいい、といってあまり口を付けてくれません。

大変難しい夫操縦法。

時にストレスになるものの、もう慣れっこ。

適当に私は扱って、気にし過ぎないようにしています。(笑)

 

誠に扱いにくい人ながら、愚痴も私への文句も一切なく、淡々と過ごしている旦那さま。

私には、とても真似のできないことで、その点は敬服の至りです。

亡き母が入院している時のこと。

看護師さんが言われました。

「入院患者で一番我儘で手を焼くのは、現役のころ管理職だった人」

と。

 

けれど、夫に限ってはそれは当てはまりませんね~

模範生の患者さんではないかしら。

 

 

今は1日も早く旦那さまが元気になり、軽やかに動けるようになってほしい、とひたすら祈っています。

目は難病で、これ以上視力が落ちないことを願うのみですが、その他の病が回復すれば、もっと力強く歩行ができるはずです。

人工肛門のパウチと先にボトルが付いたドレーンまでぶら下げての日常生活。

今は止むを得ないことと、私も辛くなる気持ちを凌いでいます。

 

数年前までは、旦那さまの歩行スピードが早過ぎて、私はいつも遅れがち。

時々、小走りで追いかけたものでした。

そんな日が再度訪れてくれるでしょうか。

たまらなく、その頃が懐かしいです。

その日の再現を夢見て、もうひと頑張りしましょう。

いえ、ふた頑張り、あるいはもっともっとかしら。

 

まずは厳しい夏の闘病生活を無事に乗り越えるべく、心して過ごしたいと思います。

 

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ご覧下さいまして有難うございました。

今後とも宜しくお願い致します。

 

 

 

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