ホテルにおける家族のお祝い会の前日は、どんな装いで出かけようかしら、
と一日衣装選びに迷い、着せ替え人形になったような気分になりました。
80歳にもなるおばあさんが、呆れる行為とは思いますが・・・。
このこだわりとお洒落気は、私が何時までも元気でいられる秘訣の一つ。
身なりに構わなくなったら、一気に年取ってしまう事でしょう。
ですから、そのために時間を割くことは、今後も厭わないつもりです。
気候が変わりやすく、気温も読み取りにくい日々でしたから、益々迷いました。
結局決めた衣装は下の画像の如くです。
白いセーターは別にして、このコーデは本当に久しぶり。
久し振りと言うことは、年季の入ったものなんです。
何と数十年も。
ここまで正直に書くと、恥ずかしいですが。
私は少々高くても、上質のものを買い、長く使用し続ける。
衣類に限らず、すべての買い物はそのスタンスで対応してきました。
ですから遺族年金暮らしになってからは、消耗品以外はめったに買い物はしません。
そのせいで、とても今、助かっています。
上の画像の洋服は、スカートはシルクで、私がお気に入りのブランドのお店で購入しました。
初めは、コシノジュンコのお店で求めた、お洒落っぽい黒のカーデガンを羽織るつもりでしたが、その日の気候は春の陽気。
そのため、どうもふさわしくなさそう。
それで、急遽、白のカーデガンに変えました。
上の画像の如く、古い衣服を持ち出して・・・。
他にも色々二階のクローゼットから持ち寄り、長い間迷った末に決めました。
下の画像は、70歳のお誕生日を同じホテルで家族に祝ってもらった時の物です。
明らかに、今とは雰囲気が違う。
今回の写真と比べ、自分の年齢を一層痛感しました、
自信などまるでなく、限られた枚数の中から何とか決めたコーデ。
洋服の購入に当たって、今私が心から良かったと思っていることがあります。
私のお出かけ着は、ほとんどが同じブランドのお店で購入した物ばかりです。
そのためどんな組み合わせをしても、しっくりとして、上手くまとまってくれます。
何故なのか、とても不思議な事なのですが。
ですから例えば一枚のワンピースでも、羽織るものを替えると、数通りの素敵なコーデになる。
これは本当に有難いです。
これからも、もうめったにブランドの高級衣類を買う事はないでしょうから、
今迄の物を大切にして、一層工夫をして、何歳になってもお洒落を愉しみたい。
そのように思っています。
花束を生けているバカラの花瓶は、長女から贈られたものです。
この度のホテルは、長女が結婚式を挙げたところでした。
長女家の家族のお祝い事は、想い出深いこのホテルをいつも利用しています。
本当は美容院にも行きたかったのですが、節約節約と、自分に言い聞かせ・・・・
当日の朝、早く起きて洗髪し、セットして出かける事にしましたが、これは失敗。
髪にボリュームが出せなくて、一層老けて見え、ちょっぴり情けなかい思いをしましたが・・・、
それが気になるのは、自意識過剰な私だけ。
家族は誰も気づかなかったことでしょう。
実はコーデを迷い悩んでいる時、思いがけない知らせが長女からありました。
明日はこの事を記事の話題にするつもりです。
お立ち寄りくださいましてありがとうございました。