「茅原集落に入る前の果樹園にある」と云う情報をもとに三輪駅から北に向って歩くがそれらしきものは見当たらない。行ったり来たり、田の畦道の向こうにどう見てもそれらしきものは一つしかない。畦道を入ってゆくと、大きな柿ノ木が数本ある。だれもいないがさらに進むと、それはそこに「あった!」
素盞鳴神社、白山神社そして薬師堂が一緒にある。「素盞鳴神社は大国主命の親神さんである素佐男命をお祀りしてある。勇気、元気、優しさの神さん「ぎおんさん」と云う名前で親しまれていおり、7月の夏祭りは大変賑わう。白神神社は加賀の白山信仰の白山大神を祀っている。また薬師堂には十二神に守られた薬師さんがお座りになっていてこの地域を守っている」とある。画像は境内にある磐座
この坂を下りてゆくと大神神社の神田がある。毎年6月にはお田植え祭があり、紅白の装束と菅笠姿の早乙女・田作男さんが早苗を植えられ、秋に収穫した米は神事に用いられる。詳しくは「奈良県桜井市:6月の歳時記」