竹筒の中に節句飾りの武将兜。歴史の道のそれぞれの門の前に置かれている。竹田市だけに飾りも雛壇ではなく「たけだ！」（ショーモナ！！）
大分県竹田市にある歴史の道。家老や奉行を務めた江戸時代の上級武士の屋敷が並ぶ殿町。土塀や重厚な長屋門が100mに渡って立ち並び、当時を偲ばせる（パンフレットより）
この花は熊本県阿蘇市一の宮町坂梨古閑に咲いていた。農作業中の方に尋ねてみたが「知らない」とのことで花の名前を知りたくなった。図書館へ行って植物図鑑を見れば良い。しかし闇雲に最初から頁を繰ってもごまんとある花、目的の写真にはなかなか行き当たらないことは想像できる。兎に角写真を持って図書館へ行った。予期していた通り何科、何属のどちらかでも分かればということ。でも係りの方は何冊かの図鑑を探してくださった。見つかるはずもないと思いながらも頁をパラパラと繰っていると、２枚の写真が目に止まった。偶然としか思いようもない。シコクピロハテンナンショウともう１枚はヤクシマテンナンショウ。共通点はサトイモ科とテンナンショウ。ここまで分かればしめたもので、結果この花の名前は俗称「マムシグサ」というのが判明した。
この高取には土佐、薩摩、吉備、兵庫と言った旧国名がある。その理由はわからずいろいろ当て推量がある。土佐や薩摩の連中が貢物を持ってきて、そのまま住み着いたのであろうとか・・・（街道を行くより）。余り見かけなくなった囲炉裏の煙抜きのある民家。
医院も旧家で長屋門を入った左手奥の母屋の小窓（？）が受付、蔵らしき建物が診察場所。長屋門の一部屋が待合室と云うぐわい、それはそれは大きなお屋敷。観光用のみに保存されている町ではない。