富雄駅西出口北側に煉瓦造りの建物がある。
創業時代の施設として最古の煉瓦造りの
「旧大阪電気軌道富雄変電所」。
配電用・電鉄用変電所として建造された
唯一残っている歴史的建造物。
東西の側壁面上部には変電所として
使用されたことを示す配線孔跡が残っている。
昭和44(1969)年変電所として役目を終え、
周辺道路の拡張工事に伴って取り壊しの話が持ち上がった。
これに「待った」をかけたのが近鉄・OBの今津勉氏。
10年に及ぶ運動によりにより保存が決まった。
その後ホームセンターや飲食店などに利用されてきたが、
現在では利用されていない。
建築者は不明だが、建築年が同じであり、
様式が東京駅とよく似ていることから
「辰野金吾の設計か」とも。
(参考・とみお公民館だより)
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