車塚古墳の東方約150mに位置する前方部が低く短い帆立貝形の前方後円墳で1辺42mの大規模なもので、墳丘長は約104mあって軸はほぼ車塚古墳と合っており、築成時期もほぼ同時期である。西側くびれ部付近から出土した家形埴輪は高さが約1mもある大型の埴輪で、現在、周濠や外堤などはない。出土した埴輪から車塚古墳よりも先に築造されたことがわかっており、平川地域に最初に築造された大首長墳と考えられる。出土品の一部は、城陽市歴史民俗資料館に展示されている。このように久津川の古墳群は、南山城最大の古墳群として、また5世紀代を中心に以降まで連綿と系譜的に各墳が築造されていく古墳群としてきわめて重要なことから、車塚古墳と丸塚古墳が1979年(昭和54)に国の史跡に指定された。近畿日本鉄道京都線久津川駅から徒歩約10分。kotobank.jpより
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