《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

旧街道を歩く1・奈良街道「椿井大塚山古墳」

2014年07月27日 | Weblog

明治27年(1894)奈良鉄道(JR奈良線)の線路敷設の際、後円部の前寄りが切断され昭和8年(1953)保線工事で法面を広げる工事中大雨で墳丘の一部が崩れ、石室が発見され遺物が出土し調査が行われた。3世紀末~4世紀初頭に築かれた山城随一の大規模な前方後円墳。32面の舶載鏡が出土しており、古代における鏡の分有関係に大きな問題を投げかけた。木津川、淀川を経て瀬戸内海に通じるこの地の葬られた首長は同笵鏡を配布するのに重要な位置にいたことが想像される(街道資料Ⅰより抜粋)



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