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拝殿(国宝)は、鎌倉時代前期に伐採された桧が使用されており、鎌倉時代の優れた建物遺構。本殿(国宝)は平安時代後期に伐採された木材が使われて、一間社流造りの三殿からなる。本殿の東側に摂社「春日神社」が建っているが、一間社流造の小さな社であり、藤原一族の守護神を祀っているようである。平等院の鎮守社として藤原一族の繁栄を願って築造されたものと思われる。平成16年(2004年)2月、奈良文化財研究所・宇治市等が年輪年代測定調査を行った結果、本殿は1060年頃の現存最古の神社建築であることが裏付けられた。
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