《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

旧街道5・熊野古道「縁起かつぎの風習」

2015年11月09日 | Weblog

「ほうちがいじんじゃ」と読む。陰陽道の習慣の一つ、方違幸大神(かたたがえさちおおかみ)、
方忌み(かたいみ)などから「かたたがえじんじゃ、とか、かたちがいじんじゃ」と呼ばれる。
直接目的地に行かず屈折して行くことで凶方を避けることを「方違え(かたたがえ)」と言い、
「外出の際、目的地が禁忌の方向に当たる場合、前夜に別の方角に行って泊まり、
方角を変えてから出発すると、方角の厄を取り除き、神様のご加護を受けられる」と言う
風習が平安時代にあったらしい。